【歌い手】都市伝説系歌い手７。【男性声優】

｛３１１｝side：天月 ページ33

やばい。
可愛い。
かっこいい。
えろい。

こう言うのを、尊くてしんどいって表現するんだろうな。


･･･前々から、薄々は勘づいてた。
前の、新庄まつりの打ち上げの時に耳攻めされて･･･はっきりした。
僕は、Aちゃんが好きだ。恋愛対象として。一人の、女の子として。




luz「ライブ、楽しみやね」

天月「･･･うん」

luz「お姉ちゃん、どんなライブするんやろねえ。
こんなに楽しみなライブ、初めてやからほんまドキドキするわ〜」

天月「･･･僕もだよ。
本当、楽しみ。･･･誰の、どんな歌を歌うんだろ･･･僕の歌、歌ってくれたりするのかな」

luz「どうなんやろね。
お姉ちゃんの事やから、アニソンとかセトリに入れてきそうやけど･･･」

A『ちょっと待って道路の向こう側にコーギー･･･！』

眞弥『っだー！！！
道草しすぎだっつの！
後で犬カフェ連れてったげるからさっさと楽屋入りしなさいっ！』

A『ぅー･･･解った、よ･･････サモエドと･･･チャウチャウを同時に散歩･･･だと･･･？』

眞弥『言ったそばからぁぁぁあ！！
ぬー！あんた、幼馴染の愛方と初対面の犬どっちが大事！？』

A『すみません、わんちゃんぎゅーってしていいですか？』

眞弥『ちっくしょう犬に負けた！！！(´；ω；｀)』




現在、１１時。
眞弥ちゃんが指定した時間なんだけど･･･放送を聞いての通り、Aちゃんはまだ眞弥ちゃんが待つ楽屋に到着してない。

スマホの向こうから『ふへー･･･ふかふかもふもふぅ･･･』と幸せそうなAちゃんの声が聞こえてくる。はい可愛い。
･･･いいな、ぎゅーってしてもらってるサモエドとチャウチャウ。


あ、ちなみに僕とluzくんは物販はもう欲しいの全部買った。東京ドームって言う大きい会場の物販だし、長時間を覚悟してたんだけど･･･スタッフさんの対応とかがスムーズだから難なく買えた。

缶バッジは一度の会計につき２０回までで１回３００円だったから２０回引いた。バングルライトも、リングライトもペンライトも買った。Mere×××の公式マークをあしらったチョーカーも買った。AちゃんのイラストVer.が描いてるマフラータオルも、犬派ﾟンダをモチーフにしたポケットつき垂れ耳フードタオルも買った。ジップ付きパーカーも買った。

更にちなみに、luzくんは黒髪で僕は金髪のウィッグをつけてる。
･･･まあ、バレてる子わんこも居るみたいだけど。

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