【歌い手】都市伝説系歌い手６。【男性声優】

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「痛いの最初だけだから！」

A「その最初が嫌なんだってば･･･！」

「大丈夫だから、んねっ？」

A「んねっ？じゃないよ･･･！
て言うか別に入れなくてもこれで完成でいいじゃん･･･？」

「入れなきゃ完成しないの！！
何も心配する事はないわ。すぐに楽にしてあげるから！！」

A「え。ちょ、ま･･･っ･･･みぎゃああぁぁああああああああああ！！！！！？？」




((少々お待ちください))



眞弥「･･･で、母さんから強制的にカラコンを入れられたって訳ね」

A「ぐすっ･･････うﾞん･･･」

眞弥「うちの母さん、こだわるからね･･･」

A「痛いの嫌って･･･嫌って言ったのに･･･！」

眞弥「はは･･･ご愁傷様。
はい、髪飾り」

A「ん･･･ありがと」




目を細めて歩く私に眞弥から髪飾りを受け取る。ちなみに菜の花をモチーフにしてるやつ。
それを頭に装着して、外に出る。

するとそこに見知った顔があった。




A「あ。そらるにうらたん」

２人「「･･････、･･････っ！？！？」」

A「どうよこの格好。
なんかねー、祭り衣装って言うの？
着ると血が騒ぐわー」

眞弥「新庄まつりの時にそれ着てるとテンション上がるもんね、Aは」

A「ふへへー」

そらる「(うあああ犬派さん足出しすぎ･･･！髪上げてるとか･･･え、えろい･･･！！)」

うらた「(ふへへーって･･･！しかもワインレッドのカラコン入れてるし･･･直視出来ねえ！)」




口を手で抑えて若干震えて俯いたり横を向いたりする２人。はて？

外ではちびっ子やら若連のみんなが気合い満々だ。あああ、ほんとテンション上がる。
さっき見た集会所の時計は１７時４０分だったから、そろそろ山車の定位置につかなきゃ。


あ、今の私の格好の補足。
いつもは下ろしてる前髪は編み込み。肩まである髪も、うまい感じにまとめて上げて結われてある。キャバクラで働いてる女の人みたいな、あのクシャクシャした感じ？
菜の花の髪飾りは黄色だから濃灰色の私の髪に映えること映えること。
両目にはワインレッドのカラコン。

服装はブラの代わりにサラシ。私はそんな胸無いから、ほんともう･･･うん、察して()
その上に赤地に所々に花がデザインされてる薄法被を羽織って、紺色の帯紐で背中でクロスするように袖を上げる。


下は股下１０センチの白い股引(ももひき)。それと足袋。
わお、両手両足露出()

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