都市伝説系歌い手４。【歌い手】

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A「んまぁ」

平川「甘っ･･･」

luz「ん、冷た･･･」




シャリシャリと音を立てながら、成人男性２人と成人女性１人が桟台に座ってスイカむしゃあ。

うん、美味い。




平川「それにしても･･･来る途中でも思ってたけど、なんて言うか･･･長閑(のどか)な所だね」

A「オブラートに言わなくてもいいですよー。田舎ですし」

luz「ふふ、でも本当。自然豊かでええ所やね」

A「自然豊かすぎて電波圏外だけどねー」

平川「うん、それには俺もびっくりしたよ」

A「お父さんとお母さん居る実家なら電波入るんですけどねー･･･ここ、見ての通り山ん中ですから。
てゆか、１ついいですか平川さん」

平川「ん？」

A「何でここに？」




シャクシャクとスイカを頬張る。
うん、やっぱ自家製世界一。

スイカに塩って天下取れるわ()




平川「無神兄弟の長男と三男から君の事聞いて、俺も丁度まとまった休み取れたから来ちゃった」

A「(何この可愛さ･･･マイナスイオンが発せられてる･･･)」

luz「むかみきょうだい？」

A「あ、えっとねー･･･DIABOLIK LIKERS略してディアリカって言う、ドＳ吸血鬼達と色んなプレイと恋愛を楽しめる吸愛乙女ゲームに登場するキャラクターの事」

luz「へー、じゃあAさんそのディアリカやった事あるん？」

A「うん去年やってた。
もうね、半端ない。ダミへボイスだから耳元で囁かれてる感覚っつーかもう･･･沼に浸かってた時はヤバかった」

平川「んふ、Aちゃんはもちろん･･･僕推しだよねー？」

A「んんﾞッ」




不意を突かれた。
やば･･･完全なる逆巻ライキ･･･いや、むしろ平川大輔(cv.逆巻ライキ)がここに居る･･･！！

スイカのタネを飲み込みそうになって、私はタネ飛ばす速さ大会でギネスいけそうなレベルの速度で口の中にあったスイカのタネを川にガトリングした。


う。うあ。
ゾワッとした･･･鳥肌が･･･！！
これ、私が猫だったらぶわって毛が逆立ってた！




luz「だ、大丈夫？
Aさん」

A「ちょ、くせつの耳打ちはヤバい･･･！！」

平川「あははww
あの２人がAちゃんを気に入った気持ち、解るかも。リアクション面白いから、からかい甲斐があるよ」




みなさん聞きましたか。

マイナスイオンがサディスティックですよ(は？)

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