都市伝説系歌い手２。【歌い手】

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２時間に及んだツーショットタイムも終わり、私はようやく持ち場に戻･･･ろうとしたんだけど、その道中で眞弥と和希さんが歩いてきた。




眞弥「おっつーー！！
ツーショットタイムどーだった！？」

A「みんなの趣味に付き合えて面白かった。てか、なんで？」

眞弥「これから飲み行くよ！！」

A「いや飲みにって･･･」

和希「まーまー、取り敢えず私服さ着替えて来い。出入口ん所で待ってっから」




そう言って会場に入った時と同様に着替えスペースに押し込まれる。

兄妹で性格似すぎでしょ･･･。

取り敢えず私服に着替えて、衣装を丁寧に仕舞った。
そして出入口に向かった。




眞弥「よし、来たね。
そんじゃ、レッツらゴー！」

A「ゴー！じゃねーだろ」


べしっ

眞弥「ぁだっ！」

和希「だっせwwwww」

A「和希さんにも１発チョップ食らわしてやってもいいんだよ？」

和希「･･･わり」




取り敢えず外に移動して、二人の話を聞くことにした。
外で露店やってたし、飲食スペースもあったからそこに座った。




A「･･･で、何がどうなって飲みに行くってなったの」

眞弥「実はね･･･全部、完売したの･･･！」

A「･･･え？」

眞弥「グッズもＣＤも、全部完売！！」

和希「親父が「今回１番盛り上げてくれた礼だ、駅近くの居酒屋で好きなだけ飲んでこい」･･･って言ってな」

A「･･･？
え、なんで眞弥パパが絡んでくるの･･･？」

眞弥「あれ、言ってなかったっけ？
うちのお父さん、このコミケの運営責任者」




う、運営責任者･･･！？
いや、え･･･だって数年前まで眞弥パパ、なんとか工務店で働いてたんじゃ･･･。




眞弥「あ、工務店なら二年前に辞めてるわよ。
時代の流れ見て、同人誌は儲かるって目をつけてコミケをやってるって訳」

A「ま。まさかの設定ってやつか･･･」

眞弥「って事で飲み行くわよ！
あんたはノンアルでいいから！」

坂田「僕も行きたい！！」

眞弥「行きたいよねー」

坂田「ねー」

A「･･･うおうっ！？」

和希「･･･どっから出たこいつ･･･！？」




しれっと会話に参加するさかたん。
いや来てたのは知ってたけど･･･普通にびっくりするからね･･･？




A「って、待てよ･･･さかたんが居るって事は･･･」

センラ「僕らも居るよ〜」




･･･知ってる顔がめっちゃ来た。
あ、これ行く流れですね。はい。

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