オイシイ話に要注意。 ページ1
『･･････は、男子しか居ない･･･？』
「ああ、アイドル科は男子だけだぞ」
『･･･え、でも共学･･･』
「それは近々の話だ。女子のアイドルもそろそろ育て始めてもいい頃合いなんじゃないかって話に纏まって、だったらテストケースで１人入学させてみようって事になったんだ」
『･･･とどのつまり、お試し入学ですか。
でも、なんで私なんですか。私は普通科希望って書きましたよね、普通科って』
「あー･･････それなんだがな･･･。
うちの理事長がな、お前の入学願書に貼られてた証明写真を見たら第六感が発動したらしい」
『あい？』
「･･･女子生徒第１号と言うより、男装女子生徒第１号としてテスト入学させたいんだと」
『･･･dansou？
･･････男装って、あれですか。女の子が女子力をゼロにして男子のカッコをしてクールにボーイッシュに振る舞うやつですか』
「なんか違う気もするがそんな感じだ」
『･････････』
「学科としてはプロデュース科特待生。･･･まあ性別隠して学生生活を送るんだし当たり前だな。
･･･どうだ、やってみないか？」
『嫌、ですね。
そんなの私にメリット無いじゃないですか。デメリットオンリーじゃないですか』
「･･･確かに正論だが、そこをなんとか頼めないか？
学院で使える通貨も学院から必要な分だけ支給するって言ってたぜ？」
『･･････お金で釣れるって本気で思ってるんならキレますよ』
「･････････すまん。
だがこの通りだ。男装がバレてプロデュース科を降りたいって思ったのなら、その時は普通科に入っても構わないらしいからよ」
『･･････はあー･･･どうせだったらソロユニで活動させてくださいよ･･･(ﾎﾞｿｯ』
「･･･ソロユニットで活動出来るならＯＫなのか？」
『例えばの話ですよ、たーとーえーば。
まあ原則としてユニットは２人からみたいですし無理だと思「やってみるか？」･･････あい？』
「うちの理事長、かなり楽しみにしてたしそれくらいの申請なら快諾してくれるだろ」
『･･･あーもう、解りましたよ。
ここ一本できたんですし、そこまで譲歩されたら断るに断れないじゃないですか。
･･････男装女子生徒第１号、やります』
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暇犬(プロフ) - 仁兎なずなさん、こちらでのストーリー上、主人公が入学するところから始まってるので、原作での二年生イコール一年生ですよー (2015年11月25日 16時) (
レス) id: f488a6118f (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 探してみました…やっぱり2年生でした。(付け足し)アドニス君は陸上部に入っています。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 多分アドニス君は2年生だったきがする…探してみます。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2015年11月10日 20時
