3年生乙。 ページ13
「あっ、居た居た。おーい、ヒノノンっ」
『あ。明星くん』
1年生から3年生までの簡単な自己紹介が終わり、対面式が終わる。私の目が節穴じゃなければ、3年生よりも2年生の方がキャラが濃い気がする。
※ストーリー上、3年生はモブキャラになります。ごめんなさい。
入学式と対面式だけの登校初日の今日は、授業とか無いから残りは自由だ。
さてこれからどうしようかな、と考えていた時に明星くんから呼びかけられた。
「あれ、スバル?」
「サリ〜とガミさん!
ヒノノンと一緒に居たの?」
「あー、まあな。
てかヒノノン・・・て、もしかしてセツナの事か?」
「うん、ひのゆらだからヒノノン!」
「相変わらずすぐニックネームつけるよな、お前って・・」
『3人とも知り合いなんだ?』
「うんっ、サリ〜とガミさんとは友達だよ!」
明星くんが笑顔で言えば、衣更くんは「まあな」と言って大神くんは「アホと一緒にすんな」と言った。うん、要するに友達なんだね。
ところで私に何か用?と聞けば明星くんは思い出したように「あっ、そうそう!」と手を叩いてまた笑顔を浮かべた。
「ヒノノンって、プロデュース科だからアイドル科のユニットの事知らなきゃダメなんだよね?
これから一緒に見に行かない?」
『見に行く、って・・・ユニットを?』
「うん!」
「あー・・・まあ、確かに知っておく必要はあるよな。セツナはセツナでプロデュースとソロユニットでこれから忙しくなるし・・・取り敢えず見て周って、どんなユニットがあるのか知っておいた方がいいだろ」
「くっだらね〜。
周るんならお前らだけで勝手にやってろ」
どうやら大神くんはパスのようだ。
立ち去る大神くんを見送って、私は何かする予定も無かった事だし明星くんの提案に二つ返事で了承した。
衣更くん情報だと、今日は珍しく全てのユニットがレッスン日なんだとか。
物知りだなあと思ってると、まさかの生徒会なんだとか。・・・人は見かけによらないとはこの事か。
どこから見たいかと聞かれて、『んー、どこからでも良いけど明星くんのユニットから見てみたいかも』と言ってみた。案の定、明星くんは喜んでくれた。・・・え、柴犬・・・?←
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暇犬(プロフ) - 仁兎なずなさん、こちらでのストーリー上、主人公が入学するところから始まってるので、原作での二年生イコール一年生ですよー (2015年11月25日 16時) (レス) id: f488a6118f (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 探してみました…やっぱり2年生でした。(付け足し)アドニス君は陸上部に入っています。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 多分アドニス君は2年生だったきがする…探してみます。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:暇犬 | 作成日時:2015年11月10日 20時