都市伝説系歌い手。【歌い手】

｛１１｝side：まふまふ ページ12

そらるさんの家でそらまふうらさかでゲーム実況をやって終わらせた時、僕は気になってた事を言ってみる事にした。




まふ「そらるさん、今日はやけにテンション高いですね」

そらる「え？」

うらた「あ、それ俺も思った。
なんかいつもの眠そうな感じが無いって言うか」

坂田「なんかあったん？
僕も気になる！」




ゲームを終わらせて、僕らはそらるさんに畳み掛けた。




そらる「あー、実はさ･･･最近ハマってる犬派って歌い手さんフォローしてるんだけど、今朝歌ってくれたのがとりあえずやばくてさ･･･それ思い出してた」

坂田「いぬは？
え、どんなん？めっちゃ聞きたい！」

そらる「解ったから･･･ちょっと待って」




スマホを操作するそらるさん。

そらるさんがヤバいって断言するなんて･･･一体どんな人なんだろ。
歌い手って言ってたけど、僕は聞いた事無いな･･･。


『･･･さよならは、』


まふ「･･･ッ･･･！！」




え、えっ？
や、やばいやばいやばいやばいやばい･･･！
アカペラで音無しで･･･て言うかこれ、寝起き？

な、なんかドキドキする･･･！！


少し歌ってから静かになる。
･･･あれ、寝ちゃった？


『･････････。
んぁ･･････。
･･･も、いーよぉ･･･』

『･･････ッ･･･！
･･･はい。犬派の寝起きシャルルでしたー！
やべえ性癖えぐられた･･･。
んじゃ、起こしてごめんねー。おやすみ！』

『･･････んー･･･おゃ、す･･･』ｽﾔｧ…)


動画はそこで終わった。
･･･なるほど、これはやばい。




まふ「･･･な、んですかこの人･･･！
本当にヤバいじゃないですか！」

坂田「寝起きでこんな声出せるん！？
めっちゃ羨ましいんやけど･･･」

うらた「つか、最後のは反則だろ･･･。
くそ、顔ニヤける･･･！」

そらる「解る･･･。
最後のもういいよの所、明らかに寝息混じってたしあの言い方はクるよな」

まふ「こんなの朝に聞かされたら眠気もすっ飛びますね･･･納得です。
え、僕犬派さんフォローしたいです！」




僕に続くように、さかたんとうらたさんも自分のスマホで犬派さんを検索して見つけてフォローした。


うああ、もしフォロバしてもらったら一緒にコラボしたり雑談枠みたいに喋りたい･･･！



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A「･･･いや、だから誰･･･？」




どこまでも無知にキョトンとする図。

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