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成り行きで、私達は近くのカラオケに入った。
ちなみに機種はライブDOM。
A「・・・で。
カラオケ来たのは良いけど・・・いつまで私に引っ付いてるつもりだい?」
眞弥「無理・・・!
だって最推しだよ・・・?ライブとかならまだ目が合わないし周りの歓声に混じって大好きとか叫べるし画面の向こうとかならまだいいけどこんな至近距離で顔見るとか・・・!」
A「あー・・・察した。
本名と垢名どっちで?」
眞弥「垢名でオナシャス」
A「御意」
私の服にしがみついて離れない引っ付きネコは取り敢えずこのままにしておこう。
話が進まん。
現状は、私と眞弥が座ているソファのテーブルを挟んだ向かい側にイケメン4人が座っている。
A「・・・じゃあ取り敢えず私から自己紹介しようかな。
私は歌い手やってる犬派で、こっちはその相方のやまネコ。そこに居るさかたんとついこの間コラボしました」
坂田「うん、コラボしたー!
めっちゃ楽しかったねー♪」
A「ねー」
志麻「へー、この人がそうなんか。
俺は志麻。ここに居る浦島坂田船の島担当してるで」
センラ「僕はセンラ。船担当しとるよー。
この前は坂田くんが世話んなって・・・迷惑かけへんかった?」
坂田「オカンか!
・・・あれ、うらさん?」
うらた「・・・・・・」
志麻「うらたーん?」
うらた「・・・っ!(ハッ!
あ、ごめん・・・。
えっと、俺は浦担当の・・・うらたぬき・・・です」
センラ「です・・・って、え。うらたん大丈夫?」
うらた「だ、大丈夫・・・」
何故か4人の中で1番視線を合わせてくれないうらたぬきさん。
チラチラこっちを見てくるものの、私が目を合わせようとするとたちまち逸らされる。
・・・なんだろう、凄い既視感()
隣の眞弥を見る。
志麻さんをチラチラ見てはバッと顔をまた私の服に押し付ける。
前のうらたぬきさんを見る。
私の方をチラチラ見て一瞬目が合いかければバッと顔を逸らす。
・・・・・・おっとぉ?
私は志麻さんとアイコンタクトした。
A「・・・・・・うらたぬきさん」
うらた「っ!え、あ・・・はい!?」
志麻「やまネコちゃん・・・・・・」
眞弥「ふおっ!え、はい!?」
2人「「いいコト・・・シない?」」(イケボ)
2人「「〜〜ッッッ!!!!??」」(赤面)
こっちを見た瞬間にクスッと意味深に微笑むと、二人は見る見る内に顔を赤くさせた。
部屋に二人の叫び声が響くまであと5秒。
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れい - おもしろいっ...!まだ21までしか読んでないですけどあらきさんとか期待してるっ(コソッ (2018年8月20日 11時) (レス) id: 771565bf4e (このIDを非表示/違反報告)
エノちゃん - おもしろいですね!(´∀`*)読むのがたのしいです!(*´∀`*)尸"ガンバレー (2018年2月26日 19時) (レス) id: a4c44b8e0b (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - Aoさん» ありがとうございます!(*^^*) (2018年2月18日 10時) (レス) id: 1b14e57a26 (このIDを非表示/違反報告)
Ao - 面白すぎッスよ!!更新待ってますね!頑張ってください! (2018年2月18日 5時) (レス) id: c6819d9008 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - 光希さん» はい、頑張りますっ! (2018年2月16日 22時) (レス) id: 1b14e57a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇犬 | 作成日時:2018年2月13日 1時