地味女だからって彼氏がいたらダメなんですか【黒バス】

地味度26% ページ27

『..........ｽｰ.....』



高「おっきろぉぉ！！」



『ぎゃぁぁぁ！？』



寝ていると耳元で急に叫ばれる、叫んだ犯人は和成......叫んだ本人は悪びれもなく腹を抱えて大爆笑をしている



『おい、朝から何しとんねん女子の部屋に気軽に入るな』



高「おばさんが起こしに行って来てって言われたんだよ」



『部屋に入れた犯人は母さんか』



高「それより入学式早々遅刻するなよ」



『しねーよ』



それにまだ6時半だし



『てか着替えるから部屋でてけ』



高「俺のこと気にしなくていいよ、どうぞ着替えて」



私は無言で和成の襟元を掴み部屋から放り出す



高「ったぁ！お前よく俺を持ちあげれたな！？どんなけ握力あるんだよ」


『あ？私が寝起き悪いの知ってんだろ、お前のせいで苛ついてるんだよ、覗いたら物理的に潰す』


ﾊﾞﾀﾝｯ


強めに部屋の扉を閉め制服に着替える


今日から私は秀徳高校の生徒だ



中学の時と変わらない片方だけの三つ編みと黒いメガネ



制服はブレザーじゃなくセーラー、秀徳高校選んだ理由がセーラーってのもあるんだよね、漫画の資料になる




ｶﾞﾁｬ



着替え終わり下に降りるべく扉を開けると


高「おっ、やっと着替え終わった」


『先に下に降りてればよかったのに』


高「セーラー似合ってるな...もともと地味だったし」


廊下に座っていた和成が私を見てその言葉を言う

最初の言葉だけならときめいてたかもしれないけど最後の言葉で台無しだ


また苛ついたので足で蹴りまくってやる



高「痛っ！パンツ見えるぞ！」


『死ね変態！』

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