273：銀翼乱舞 ページ25
「サトシさん、ケンゴさんの勝利です！」
審判がサトシ達の方へ腕を上げる。
ジュンのエアームド、ケンゴのエンペルト、Aのエアームドはバトルオフ。残っているのはサトシのピカチュウのみ。ポイントでもポケモンの数でもサトシ達に軍配が上がった。
「ピカチュウ、ありがとな」
「チャ〜っ」
「お疲れ、エンペルト」
「…エェル」
「まさかバトルオフにされるとは思わなかったよ」
「あの『10万ボルト返し』が効いたんだろうな」
「効果は抜群だしね。あれAのアイディアだよね。すごいな」
「だろ！？エアームドとの息もぴったりでさ！！」
「わ、分かったけど…何でサトシがそんな嬉しそうなの？」
食い気味に目を輝かせたサトシに、ケンゴは少し驚いた。そしてバトルの感想を言い合いながら対戦相手の方へ向かう。
「エアームド、お疲れ！」
「アームッ！」
「ありがとう、エアームド。楽しかった！」
「アー」
「しっかしよく思いついたな、まきびしで電気避け」
「たまたまだよ。サトシとケンゴが反撃に出る前に何かしなきゃって思って」
奮闘してくれた仲間をボールに戻したとき、丁度サトシとケンゴがやってきた。
「ジュン、良いバトルだったね」
「ああ。でもしてやられたぜ、マイベストフレンドっ！」
「楽しかったぜ、A！」
「私もだよ。ありがとう！」
ケンゴはジュンと、サトシはAと握手した。
「あーっ、でも悔しいな！俺真っ先にやられちまったし」
「リベンジならいつでも歓迎だぜ！」
「ピーカチュ！」
ぐっと親指を立てるサトシとピカチュウに、ジュンは再戦へ向けて闘志を燃やす。
彼らの様子を満たされたような笑顔で見ていたAに、ケンゴがそっと声をかけた。
「驚いたよ、あのまきびしのアイディア」
「私も上手くいくとは思ってなかったから、びっくりしたよ。ジュンがタイミングばっちりで決めてくれたから、成功したんだ」
「君、コンテストの経験とかは？結構慣れてそうだったけど」
「これで2回目、かな？楽しかったけど、やっぱり緊張したな」
照れたように笑うAに、ケンゴは目を丸くした。
確かにサトシほどコンテストの経験があるとは思っていなかったが、まさかほとんど初心者だったとは。
「みんなお疲れ様ー！」
「随分白熱してたな」
声をかけたのはヒカリとタケシだ。
続いてノゾミとウララ、ナオシもやってきたことから、彼らのバトルも終わったらしい。
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こうもり(プロフ) - ｸﾛｰﾊﾞｰハートさん» そうですね！もう進化したので『（元）イーブイ、頑張る』といった感じです(笑)そして相変わらず勘が鋭いですね！ご名答です！リーフィアは新しい技を覚えたのですが…それが何かは次のお話で！ (2016年12月27日 14時) (
レス) id: 2edc5e6d88 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾛｰﾊﾞｰハート - おおっ！イーブィからリーフィアになったね！イーブィ、頑張る！から変わってリーフィア、頑張る！みたいになった感じ気分だよ！(笑)新しい技も覚えたのかな？('∇｀)まさか…ソーラービーム…だったりして？(ｰωｰ) (2016年12月27日 10時) (携帯から) (レス) id: d08ee1eb1c (このIDを非表示/違反報告)
こうもり(プロフ) - ｸﾛｰﾊﾞｰハートさん» 残りHPが少ない状態で仲間を呼ばれてぎゃあああああ(O_O)ってなったことはありますが、珍しいポケモンに会ったことはないですね…。そして絵も見てくださってありがとうございます！小説を書くのも絵を描くのも好きなので、両方上手くできるように頑張りたいです！ (2016年12月26日 8時) (レス) id: 2edc5e6d88 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾛｰﾊﾞｰハート - あなたは野生のポケモンの仲間呼ぶ所はよく現れましたか？('∇｀;)絵相変わらずに上手いねぇ！パソコンを使って作ったみたいね。サンタさんとか何かのコスプレを着た姿は無いね…(´ω｀)サトシのピカチュウは居ないね…。 (2016年12月25日 22時) (携帯から) (レス) id: d08ee1eb1c (このIDを非表示/違反報告)
こうもり(プロフ) - ｸﾛｰﾊﾞｰハートさん» 私はまだストーリーをゆっくり進めている最中なので、そういった楽しみ方に憧れます！クローバーハート様のところに理想のピカチュウがやってきますようにo(^▽^)o長文失礼いたしました！ (2016年12月25日 13時) (レス) id: 2edc5e6d88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こうもり | 作成日時：2016年12月11日 18時
