260：コンテスト・ライバルズ ページ12
「そういえば、どうしてジュンを？他のコーディネーターさんじゃなくて」
そうケンゴに尋ねたのはAだ。
ジュンは根っからのバトル好きなようだし、コンテストに関する企画展に誘うならコーディネーターの方がいいのでは？と思ったのだ。
「ただ単にジュンを誘いたかったっていうのもあるけど…今やってるこれって、ホウエン地方中心でさ。珍しいし、これならジュンも楽しめるかなって思ったんだ」
それを聞いて、サトシは目をきらりと輝かせた。
「ホウエン地方！？」
「そっか、サトシとタケシは旅したことがあるのよね」
「よーっし、それじゃ行こうぜ！！」
何故か音頭をとったのはケンゴではなくジュンだったのだが、一同は和気藹々とブースへ入って行った。
コンテストらしく煌びやかに飾り付けられたそこには、Aが初めて見るものがたくさんあった。
シンオウ地方おなじみの商品として、豊富な種類のポフィン、限定のボールカプセルシール。
ホウエン地方からは、ポケモンのコンディションを高めるポロックがポロック作り体験コーナーと併設してたくさん並べられていたのだが…サトシを驚かせたのは、ポケモンとコーディネーターのブロマイドなるものが売られていることだった。
熟練のコーディネーターのポケモンとなればモデル並み、もしくはそれ以上の魅力を持っているのでファンがいるのも頷ける。…ただ、ときたまコーディネーター自身が大きく写っているものがあるのは何故なのだろう。
「すごい…！素敵なポケモンばっかりだね」
「あ、ああ…」
華麗な技が織り成す輝きの中で、生き生きと写真に収められたポケモン達。その姿を見て、Aは目を輝かせた。だがサトシは別のところを横目でちらちらと伺っている。
躍動感のあるポケモンの写真を眺めたい気持ちはいっぱいなのだが、妙に気になってしょうがないのだ。そこには、緑色の髪を持つ少年が写っているブロマイドが……。
「…あれ、売れるのか？」
「どうなんだろうな」
サトシの視線の先にあるものに気付いたタケシが苦笑いを返す。
カメラ目線でないことから、何かの映像の切り抜きなのだろうが、それでもバッチリキメ顔に見える。それが余計に彼らしさを感じさせた。その少年は確かにサトシとタケシの知る人物……ホウエン地方の旅仲間、ハルカのライバルである少年だった。
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こうもり(プロフ) - ｸﾛｰﾊﾞｰハートさん» そうですね！もう進化したので『（元）イーブイ、頑張る』といった感じです(笑)そして相変わらず勘が鋭いですね！ご名答です！リーフィアは新しい技を覚えたのですが…それが何かは次のお話で！ (2016年12月27日 14時) (
レス) id: 2edc5e6d88 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾛｰﾊﾞｰハート - おおっ！イーブィからリーフィアになったね！イーブィ、頑張る！から変わってリーフィア、頑張る！みたいになった感じ気分だよ！(笑)新しい技も覚えたのかな？('∇｀)まさか…ソーラービーム…だったりして？(ｰωｰ) (2016年12月27日 10時) (携帯から) (レス) id: d08ee1eb1c (このIDを非表示/違反報告)
こうもり(プロフ) - ｸﾛｰﾊﾞｰハートさん» 残りHPが少ない状態で仲間を呼ばれてぎゃあああああ(O_O)ってなったことはありますが、珍しいポケモンに会ったことはないですね…。そして絵も見てくださってありがとうございます！小説を書くのも絵を描くのも好きなので、両方上手くできるように頑張りたいです！ (2016年12月26日 8時) (レス) id: 2edc5e6d88 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾛｰﾊﾞｰハート - あなたは野生のポケモンの仲間呼ぶ所はよく現れましたか？('∇｀;)絵相変わらずに上手いねぇ！パソコンを使って作ったみたいね。サンタさんとか何かのコスプレを着た姿は無いね…(´ω｀)サトシのピカチュウは居ないね…。 (2016年12月25日 22時) (携帯から) (レス) id: d08ee1eb1c (このIDを非表示/違反報告)
こうもり(プロフ) - ｸﾛｰﾊﾞｰハートさん» 私はまだストーリーをゆっくり進めている最中なので、そういった楽しみ方に憧れます！クローバーハート様のところに理想のピカチュウがやってきますようにo(^▽^)o長文失礼いたしました！ (2016年12月25日 13時) (レス) id: 2edc5e6d88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こうもり | 作成日時：2016年12月11日 18時
