ひきこもり少女を好きにさせる方法２【赤司征十郎】

ひきこもり29 ページ2

美神「そうか、そうだったのか
昨日、赤司は自分の家の鍵と僕の家の鍵が同じ形であるか確認するために、
僕の家の鍵を盗んだのか……」

一人で、ふむふむと頷く美神。


そんな美神に俺は一言。

赤司「お前は馬鹿か」

美神「何を言う！僕はバカじゃないぞ！」


バカじゃない。

そうは言うものの、その見当違いな推理を聞くと、
そんなことはまるで信じられない

俺は、仕方なくことの全貌を教えてやることにした


赤司「お前の家の鍵を盗んだ、と言うのはその通りだ。
で、その後、俺は鍵屋に行ってその鍵のスペアを作ってもらった
だから、俺は今ここにいる」

美神「な、なるほど！」

ポンっと、手を打つ美神。
右手をグーにして左手をパーにし、その右手を左手で叩くあれである。


というか、こいつはなんなんだ
もしかして、結構、天然なのか……？

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