17.理由のないfelling ページ17
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潤「…ふぅ……」
一時はどうなるかと本当に焦った。
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ニノがライブで落ちて…
あんな高い所だったから、正直それなりの覚悟もした。
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けど…骨折だけで済んで本当に…本当に良かった。
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潤「…ったく、無理すんなっつうの」
子供みたいな寝顔に小さくデコピン
…どこまでも強がるやつなんだから。
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あの事故の直後を思い出す。
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俺らが駆け付けた時
ニノは必死に下敷きになった子に呼びかけてた。
足が折れてたんだから相当な痛みだったろうに、自分のことは全く気にせず…
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入院したら安心かと思ったら、また無理してる。
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俺…なんでAちゃんに頼んだんだろう…？
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正直、一般人をこれ以上関わらせるのは気が引ける。
やっぱり職業柄、いろいろあるしね？
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けど…
潤「勘…かな？」
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ニノのこと一時的だけど頼もうって思ったんだよね。
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智「…松潤」
ドアが開く音とともにリーダーが顔をのぞかせた。
不安そうな表情を浮かべてる。
潤「リーダー、入りなよ。ニノ寝てるけど」
智「ん…。大丈夫なの？」
潤「とりあえずは。入院2週間ぐらいだって」
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小さく口をつきだしながらニノをじーっと覗き込むリーダー。
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そしてぽつりと言った。
智「さっきの子、だれ？」
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さっきって…Aちゃんのこと？
ああ、そっか。リーダーが来たときAちゃんもう運ばれて行ってたな。
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潤「ニノが落ちた時に下敷きになっちゃった子。Aちゃんっていうんだけど…」
そう答えると
リーダーは首をひねるしぐさをした。
潤「どうかした？」
智「いや…どっかで見たことあるなって。ライブとか来てくれたときに見たのかな？」
潤「確かにリーダー結構お客さんの顔覚えてるよね(笑)
でも、Aちゃんライブは初めてって言ってたけど…」
智「ふーん…」
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考え込んだリーダーはしばらくたって
智「…まあ、いっか(笑)」
ふにゃんと笑って
ニノのほっぺをつつきだした。
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ちか(プロフ) - 大宮さりぃ。さん» 大宮さりぃ。さん、初めまして！コメントすごく嬉しいです。主人公も二宮さんも不器用ですよね(笑)それゆえ、スローペースで進みますが、付き合ってあげてください。応援本当にありがとうございます！ (2014年3月11日 21時) (
レス) id: f4deae0e6b (このIDを非表示/違反報告)
大宮さりぃ。(プロフ) - ………くぅｯ!!!!初々しいなぁ！もぉ…(笑)お思いながら読ませて貰っている私ﾃﾞｽ(笑)とても引き込まれます！頑張って下さい♪ (2014年3月11日 20時) (レス) id: 35327966ca (このIDを非表示/違反報告)
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