Story.35 ページ38
｢で、何しに来たの？恋次たち｣
ルキアとの仲については解決したので次なる疑問を彼らにぶつけた。
身体は中々歳をとらないので時間の感覚が麻痺する部分があるが、恐らく私が霊術院を卒業してから約3年。
つまり、尸魂界へやって来て早くも四年の月日が経とうとしていた。
そんな３年間も音沙汰無かった彼らが急に私に会いに来るなんて、何かあるからに決まっているだろう。
｢会いに来てやったのにその言い方はないんじゃないのかい？｣
そんなことをイヅルが言ってきたが、目と口元が微妙に笑っている。
イヅルの笑顔は珍しいし...怪しい。
｢来て
｢やっぱりAは鋭いなぁ。実はね私達も護廷十三隊への内定がやっと決まったの！それをAに知らせたくて！｣
遂に内定が決まったのか。
天才共の巣窟に放り込まれて、早3年。
正直もっと早いのではと待ちわびていたので驚きはなかったが、彼らとともに仕事が出来ることは素直に嬉しかった。
｢やったじゃん！すぐに配属？｣
｢いや、まだ後数カ月は卒業できねーんだけどよ、スグ追いつくって宣戦布告しに来た。ちなみに俺と雛森は平子隊長んとこで、吉良は卯ノ花隊長んとこだ。｣
｢私ね、現世で藍染副隊長に助けられてからずっと憧れてたの！
頑張って副官補佐になれば藍染副隊長の下で働けるでしょ？折角五番隊に入れたんだから、これからもっと頑張らなくちゃ！｣
｢僕は暫くは医療の鬼道の訓練に専念することにするよ｣
内定が決まってかなり嬉しいらしい彼らは目を輝かせながらそう言った。
そして何より、三年前と何一つ変わらない彼らと友達で居れることが嬉しかった。
しかし一つ気がかりなことが。
それは桃の藍染に対する執着である。
私も助けてもらった身であり、恩もある。決して彼のことが嫌いなわけではないんだけれど、初めて会った時の彼の冷たい目と、
“惣右介とはあんま関わりんときな”
その、真子の言葉が頭の中に少し引っかかり少し心配になったのだ。
しかしその真相もわからぬまま桃の前で藍染の事を悪くいうことも出来ず、
｢そっか、皆おめでとう｣
...ただただ祝福の言葉をかけることしか出来なかったことを後悔する日が来るとは、この時の私はまだ知らない。
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明里香(プロフ) - 35話、関わりんときじゃなくて、関わらんときです。 (7月25日 21時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 34話、浮竹隊じゃなくて、十三番隊です。個人名で隊の名前を呼んだりしません。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 27話、予告道理じゃなくて、予告通りです。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 1話、頬ずえじゃなくて、頬杖です。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - 煉海さん» ...イヅルは...毒舌ですよ？(願望)イヅルに罵られてみたいなぁ... (2018年1月16日 20時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：近藤。
| 作成日時：2017年2月26日 11時
