Story.29 ページ32
隊長に会うのは緊張した。
もちろん、私が今から所属する隊の隊長に対する期待や不安ももちろんあった。
しかし私が一番強く思っていたこと。
怖ぇーな、と。
...これはあくまで個人的な偏見であるが、もし、海燕さんと空鶴さんが中身まで本当にそっくりであるとするならば、この人達が人の下で言うことなんて聞くはずがない、絶対。
特に海燕さん。あの強烈な志波兄弟の兄だ。
空鶴さんまでもを従えてしまうほどの猛者なのだ。
...普通に考えて人の言うことを聞くわけないに決まってる。
しかしどういう訳か、海燕さんはこの隊の隊長のことを慕っている様子なのだ。
ここで、私の考えたことは１つ。隊長はどんなに強い人なのであろうか、と。
...強い人といえばなんだか強面の巨人を想像してしまう私は緊張しっぱなしなのである。
だからこそと言うべきか、隊長にあった時のインパクトは忘れられないものとなった。
｢浦原くんや平子くんから話は聞いているよ、君が宮本くんか。
俺は浮竹十四郎だ。
...昔から肺が弱くてね、この通り海燕には迷惑をかけっぱなしなのさ。
君にも迷惑をかけることになるだろうが、よろしく頼むよ｣
布団から上半身を起こし、ニッコリと笑いながらそういった彼。
...白髪の長い髪に、色白の顔。
芯の強さが感じられる口調だが物腰の低い態度。
笑顔からは人の良さが滲み出ている。
私の想像を見事に裏切った風貌の彼こそが十三番隊の隊長である。
しかし失礼ながらこの時思ったことといえば、
...ああ、こう来たか。と。
私はそんなことを他人事のようにポツリと考えた後、
｢宮本Aです。未熟者ですがよろしくお願いします。｣
そう言って、ペコリと頭を下げた。
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明里香(プロフ) - 35話、関わりんときじゃなくて、関わらんときです。 (7月25日 21時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 34話、浮竹隊じゃなくて、十三番隊です。個人名で隊の名前を呼んだりしません。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 27話、予告道理じゃなくて、予告通りです。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 1話、頬ずえじゃなくて、頬杖です。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - 煉海さん» ...イヅルは...毒舌ですよ？(願望)イヅルに罵られてみたいなぁ... (2018年1月16日 20時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：近藤。
| 作成日時：2017年2月26日 11時
