Story.13 ページ15
｢岩鷲さん、空鶴さんって昔からああなの？｣
｢まあな。姉ちゃんのことは好きなんだけどなぁ。
でもよ...この年になってまだ門限9時だし。就寝時間まで決められてんだよ｣
｢9時！？え、アンタどんだけ健康的な暮らし強要されてんの。窮屈だねぇ｣
｢兄貴の方がもっと俺の扱いが酷い｣
｢兄貴？さっきの空鶴さんに付いてったゴツイ男の人達？｣
｢違う違う、兄貴は死神よ。家に居ねーんだ。｣
｢へぇー｣
｢殴り方とか姉ちゃんにソックリでなぁ...｣
｢そりゃまた大変ですね...｣
岩鷲さんの苦労話で私たちが話に花を咲かせていたその頃、招集の掛かった護廷十三隊の隊長たちが集まり、ちょっとした会議が開かれていた。
...その内容は勿論、異例のコースで死神になろうとしている私についてであり。
まあ最も、そんな会議が開かれるようになった原因は、どうしても裏があるのではないかと疑いたくなる態度をとる浦原さんにあったのだけれども。
｢浦原喜助、儂にはお主が全くなんの考えもなく小娘を尸魂界に連れてきたとは思えん...何を考えとる｣
｢え？まっさかぁー、何もないっすよ 。
...万一何かあったところで総隊長がスグに始末しちゃうでしょ｣
｢その万一を儂は許さぬと言っておる｣
｢えー、せやけど総隊長。Aチャン、ちょっと喋ってきたけどメッチャいい子やで。あの性格で悪いこととかできへんと思うけどなぁ。｣
｢シンジ、アンタ女子のこと誰でもいい子カワイイ子言うやろ。話ややこしゅうなんねん。ちょっと黙っときや。｣
｢ハァ？どゆことやシンジ！ウチそんなん言われたことないけど！？｣
｢だってオマエには言ってへんし｣
｢山じいも浦原も落ち着いて。
平子とリサちゃんとひよ里ちゃんもそこまでにしておきなよ。
何かあるかどうかはボクらが彼女と接してみて、どう感じるかだろう？
...万一が
それじゃダメかい？山じい。｣
｢...全部隊、監視を怠らぬように。解散とする。｣
その頃の自分が警戒されているとも知らず、呑気にしていた私はと言えば...
｢おい、テメー体調悪かったんじゃねーのか。
もう少し寝てろ｣
｢いや、そういう訳では...｣
｢あァ？｣
｢嘘ですなんだか体調悪い気がしてきました。もうひと眠りさせていただきます。｣
大砲の手入れを終え戻ってきた空鶴さんに強制的に2度目の睡眠につかされたのだった。
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明里香(プロフ) - 35話、関わりんときじゃなくて、関わらんときです。 (7月25日 21時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 34話、浮竹隊じゃなくて、十三番隊です。個人名で隊の名前を呼んだりしません。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 27話、予告道理じゃなくて、予告通りです。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 1話、頬ずえじゃなくて、頬杖です。 (7月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - 煉海さん» ...イヅルは...毒舌ですよ？(願望)イヅルに罵られてみたいなぁ... (2018年1月16日 20時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：近藤。
| 作成日時：2017年2月26日 11時
