メンズ会議 ページ4
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「ホラ百之助、いいからいいから あの話してみなって」
「ウゼェ」
肩にガッツリと腕を回してくる宇佐美を心底怠そうに振り払い、尾形はビールのジョッキを煽った。
向かいで「なになに〜？」と興味津々に身を乗り出してくるのは、すでにほろ酔い状態の白石。
華金。
それはサラリーマンたちだけでなく、ふざけた大学生たちをもさらに腑抜けさせる魔性の曜日。
“サバゲーサークル”に所属する彼らは性格はとにかく相反するものの、互いに丁度よく高い
本日招集をかけたのは黄金神威大学経済学部所属の宇佐美時重であった。
��百之助が面白いことになっている��との内容に、出席率は異常なほど高かった。
「ウゼェのはモタモタしてるお前だよ こっちも暇じゃねーんだ、さっさと話せっつの」
「いや杉元今日一コマしか無いし死ぬほど暇だっただろ」
「宇佐美、もっと酔わせろ 私の熱燗をやる」
「は〜い」
鯉登の提言に嫌な予感を覚えた尾形は、そのちろりが宇佐美の手に渡ったのを見て確信に変わる。
ギュッと眉根を寄せて腕で熱燗を押し退けようとするも、多勢に無勢。
酔いの回ってきた筋骨隆々の男たちの悪ノリには、尾形の抵抗など悪足掻きに等しかった。
九州出身の酒豪である鯉登の飲んでいた辛口の熱燗を無理に宇佐美に流し込まれ、カッと喉の奥が焼けつくような感覚に襲われる。
「お前ら、そこまでして喋らせたいのかよ…」
「水飲むの禁止な！さあ吐け」
グルグルとアルコールが頭を巡り、思考が溶けてゆく。
尾形は額を揉みながらも、心を決めた。
それに元々宇佐美に相談した時点で、誰でもいいから助言が欲しかったのも事実だった。
「Aに…」
「あ？そんな小さな声では聞こえんぞ！」
「Aに…、ない…」
「だから、もっとハキハキ喋れって！」
「Aに嫌われたかもしれない…！」
そう絞り出されたセリフに一同は固まった後、すぐにドッと沸いた。
周囲のテーブルの客も思わず注意を向けてしまうほどの盛り上がりに、尾形は眉間を手で押さえたまま顔を上げなかった。
杉元、白石、宇佐美、鯉登の四人はぷぎゃー！という言葉がまさに当てはまるほどの憎たらしい笑い声を上げる。
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久遠(プロフ) - 宇佐美の狂ってる感じが最高でした！ありがとうございます😊 (4月7日 21時) (
レス) @page43 id: d025dfcb18 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐プリン(プロフ) - 鯉登の現代ver.と明治ver.両方見てみたいです！よろしくお願いします！ (4月7日 10時) (レス) id: b06481f634 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - リクエストなんですが、宇佐美との話欲しいです🙇🏻♀️現代でも明治でも良いです！ (3月24日 22時) (レス) @page37 id: d025dfcb18 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐プリン(プロフ) - めちゃくちゃいい話で感動しました〜😭ありがとうございます！ (3月18日 0時) (レス) @page31 id: b06481f634 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐プリン(プロフ) - やばい！鶴見中尉との関係めっちゃ好きすぎて叫びそうです！笑 リクエストなんですがもし夢主だけ生存して鯉登オチだったらっていうと軍に入っていない少し幼い夢主と鶴見との絡みが見てみたいと思ったのですが出来ますでしょうか??お願いします！ (3月13日 23時) (レス) id: b06481f634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽなふ | 作成日時：2024年2月25日 23時
