33話（Y.side） ページ33
「…え？いや、それ俺が決められることじゃないですし…。」
まず全日本で俺がメダルを取れるかどうかも分からない
…まぁ、出るなら1位を狙うつもりだが
「何言うてんの！みんなで運営の方に頼み込んでみるんよ！」
そう、ノブくんが言うと、カナも真央ちゃんも、それはいい。とみんなでキャッキャし始めた
…昌磨は何かをずっと考えているようだけど
…だが俺は複雑だった
たった今こうして倒れた彼女に、もう一度こんな魂の叫びのような演技をさせるのか
だが、一緒に埼玉へいけると思うと…それは確かに嬉しい
心の中で、葛藤が続いていた
「…まぁ、もし行けたとしても。Aに無理はさせませんからね。」
「へぇー！ゆづもそう言うこと言うんだ！恋ってすごいね！」
そう言って俺を小突くカナを、うぜーと思いながら、「じゃあ俺Aのそばに居るんで。」と控え室に戻ろうとした時
「あ、大ちゃんからゆづ呼ばれてたで。」
え、マジか
起きるまで隣にいてあげたかったんだけど
…まぁ、仕方ないか
控え室にいたスタッフさんに声をかけて、ふぅー。と息をついてから俺たちはリンクへと向かった
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和流 凪(プロフ) - は…！確かに…訂正しておきます！ありがとうございます。 (2022年3月1日 20時) (
レス) id: e5dba7f2db (このIDを非表示/違反報告)
狐闇 りゅーな(プロフ) - オリフラ立っちゃってますよ！ (2022年3月1日 14時) (レス) id: fcd47eb87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和流 凪 | 作成日時：2022年2月28日 6時
