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「血気術 結晶の御子」

ほんとにめんどくさい。早く帰らないとあのお方に怒られるのは僕なんだよ〜?そんなことを考えながらこいつらの相手はこの子達にしてもらおうと、氷人形を何体か作り出した。

「はい、これでおーわり!君たちの相手はこの子達だから。じゃ、またね〜」

そう一言言うと後ろから色々文句が聞こえたけど気にしない気にしない!鳴女、と言おうと口を開いた時

『正しいものに勝利を。旭日昇天』

Aちゃんが急にそんなことを呟いたと思ったら周りが白い光に包まれた。やばい!太陽の光だ!

焦りすぎてその時のことはあまり覚えてないけど、Aちゃんをその場に投げて、鳴女!と叫んで無限城に帰ったのを覚えている。まぁ、ここまで来てAちゃんを連れて帰らなくてあの方に首を飛ばされたのは言うまでもない。

______

「A様!!!」

童磨の周りが光に包まれたかと思うと、すぐに光は消えてA様だけが倒れていました。

「胡蝶、急げェ!」

不死川さんにそんなことを言われて凄く焦っていました。他の皆さんもそうです。なぜなら、

「おい、2回目じゃないか?A様が異能を使ったの。派手にヤバいんじゃねぇ?」

宇髄さんの言う通りです。異能を使いすぎると身体に反動が出てくる。ましてや相手は上弦の弍。力を使う相手が強ければ強いほど、A様の体にも害が出る。

「まずいですね、異能を使いすぎてしまっていて内臓器官が上手く働いていません。心臓や肺です。呼吸も弱い、熱が高すぎる。とりあえず蝶屋敷に運ばなれけばならないです。」

「うむ!それならば俺が運ぼう!」

どこからか出てきたのか煉獄さんがそう言ったので任せることにしました。

「宇髄さん、伊黒さん、煉獄さんは蝶屋敷にお願いします。手伝って欲しいです。不死川さんと冨岡さんはお館様への報告をお願いします。」

そう言うとみんな頷いてその場から一斉に走り出した。

「(どうか間に合って。。)」

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かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01  
作成日時:2021年8月13日 17時

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