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「ベベン」

そう音が聞こえたかと思ったら僕は無限城に。

「童磨」

「はいっ!」

そう呼ばれ顔を上げるとあの方がいらっしゃった。

「今すぐあの人間の子供を連れてこい。失辛が殺された。あいつはまだ死ななくなった。今すぐここで鬼に変えてやる。」

「わかりました〜。でもどうして鬼に?」

「殺すことが目的だった。あいつが死んだら鬼殺隊は切り札を無くして動揺しまくるだろうからな。ただ、失辛が死んで気づいた。鬼にした方がまだ役に立つ。」

「御意〜」

そう言って僕はまた飛ばされた。

「ここ、失辛くんの住んでいた山じゃないか〜!」

そう言いながら気配をたどっているとどこからが荒い息が聞こえた。

「もしかしてAちゃんなんじゃない???」

ワクワクしながらそっち方面へ行くと、Aちゃんが苦しそうに倒れていた。

「おっと、大丈夫?すごくキツそうだよ??」

声をかけると小さく消えてしまいそうな声で、きつい、と一言。

「しょうがないな〜。すごく熱があるじゃないか、助けてあげるよ。」

そう言ってAちゃんを抱き抱えた瞬間、すごい殺気を感じて振り向くと

「テメェ、A様になにしやがる。」

おぉぉぉぉぉ、柱様方じゃないか〜。しかもほとんどいるんじゃない?1、2、3、4…。柱の数数えてたら攻撃された。

「水の呼吸(((冨岡待て!!!」

水の呼吸の使い手が呼吸をやめた。ん?止めさせられた、のかな?

「やぁ!みんな!僕は童磨!今夜は月が綺麗だねぇ」

そう呟いたものの、、、

「お前、あいつがA様抱えてる。怪我させたらどうするつもりだ。」

首に蛇を巻いてる人が言った。え、無視?

「だが、A様はキツそうだ。早く胡蝶の所へ…」

あぁ、なるほどね〜!僕がこの子を抱いているから攻撃できないのか〜。でも、Aちゃんもキツそうにしてるのが分かるのかすごくみんな焦ってる。これはいいねえ。

「みんなごめんね〜。今からAちゃんはあのお方の所へ連れていかないといけないんだよね〜。」

すると人間たちはあわてて叫んでた。

「ん〜、そんなこと聞かれてもなあ〜。鬼にする、とくらいしか言えないかなあ〜」

「水の呼吸(((冨岡!!!」

はぁ、めんどくさくなっちゃった。

「そんな1発芸みたいなのに付き合ってる暇ないからぱぱっと終わらせちゃうね〜」

「血気術、蓮葉氷」

はぁ、早く無惨様の所へ行かなきゃ、って考えてると

「風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ」

めんどくさいなあ〜

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かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01  
作成日時:2021年8月13日 17時

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