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〜5日後〜
A様は倒れた次の日、しっかりと目を覚まされた。この前の1件より、お館様からA様を柱のみんな交互で見張るようにと命があり、今日は私が来ていた。
「失礼します。」
そういいながら襖を開けると、
『今日はみつりちゃんなんだっ!やったぁ!』
なんて可愛らしい笑顔なの!ずっとキュンキュンしちゃうわ!と思わず思ってしまった。
「A様、お久しぶりね!相変わらず可愛くてキュンキュンしちゃうわ!具合はどう?」
具合が1番心配でつい聞いてしまった。
『もぅ大丈夫なの!しのぶが治療してくれたから!』
「そうなのね!安心したわ!」
8歳になったからか、少し大人びたように見えてしまった。
「A様、今日はね、A様の為に西洋のお菓子を持ってきたのよ!」
そういいながら、浅草で買った西洋のお菓子、ばあむくうへんというものを箱から取り出した。
『うわぁ!嬉しい!ありがとうニコッ』
「これはね、ばあむくうへんっていうお菓子なの!前1度食べた時とても美味しくついついもう1回買っちゃったわ!A様にも食べて欲しくてね!」
キラキラした目で眺めているA様はやっぱり可愛いわ!
『うう〜ん!おいしい♡』
飛びっきりの笑顔でそんなことを言ってくれたから買ってきてよかった!と内心とても喜んでいた。
「それならよかったわ!沢山食べましょう!」
『みつりちゃんありがとう!だいすき!』
キャー!!!A様にそんなことを言われるなんて嬉しすぎるわ!
その後、丸々ひとつを二人で食べてしまっておなかいっぱいになったA様は眠たそうだったのでお昼寝をさせてあげた。
『ふふっ、みつりちゃんありがとうぅ』
このこの笑顔をずっと守りたい、そんなことを思った。
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かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01
作成日時:2021年8月13日 17時