HiGH&LOW 〈花屋の女の子〉 (ページ42)

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〈ITOKAN〉

ヤ「痛ってぇ～～」

ナ「じっとしてろよ！毎日、毎日喧嘩ばっかり…」

ご飯を食べながらナオミに手当されているヤマト

ナ「バカじゃねぇの？A以外」

ヤ「バカじゃねぇよ、なぁ？クズやって何が悪りぃんだよ。それに、俺たちがバカだったらAもバカだ！」

ナ「Aは良いんだよ！大学卒業してるし」

その様子を写真に撮りながら喋るテッツ。

テ「ヤマトさんの言う通りっすよ、こないだの奴なんてドラック売って金儲けして、しまいには女にこっそり飲ませて眠ってる間に…！」

テッツは手でガォ～！と怖いポーズをする

「女の敵だよね！」

私はテッツの話を聞きながら作っていた炒飯をヤマトの前に持って行く。

「はい」

「さんきゅー！」

炒飯を食べ始めるヤマト

ナ「そんなの警察の仕事だろぉ！Aも巻き込みやがって！」

パシンッ！

ヤマトの背中の傷を叩く。

ヤ「い～っ！イッテェってば！」

その様子を見て笑っているチハル

ダ「ナオミちゃん、俺ら山王連合会は自分たちの生まれ育った町を守る為に、ただそれだけや…せやなぁ！コブラ」

コ「あぁ、そうだな…。ただ、あいつらと揉めたらめんどくせぇ」

ダ「…せやな、SWORDの均衡だけは崩したらあかん」

しんみりとした雰囲気になってしまった