検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:17,220 hit

13 ページ13

.
side You





『他人より自分の心配をしろって言ってんの』



湯船につかりながら、大我に言われたことを思い出す。



売り言葉に買い言葉だったけど、他人の気持ちに敏感で影響されやすいんだからちゃんと考えろよ、と大我なりに伝えたかったんだろうな。



今では親友レベルで仲が良い私たちだけど、昔は本当に仲が悪かった。



高一の時に、地方のど田舎から引っ越してきた私は、幸いこんな性格だしすぐ皆と仲良くなれた。



周りの女の子と比べると、170センチと身長も高かったし、男女関係なく友達も多かった。



ある日、掃除当番を代わってくれと言われたので居残りをしていたら、



「それ、わざと?」



と、あまり仲が良くなかった16歳の京本少年がやってきて、突然そんなことを言うもんだから少し腹を立てたのを覚えてる。



「何が?」



「その優しさ、わざと?」





.

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
239人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , ジェシー , 京本大我
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もち粉 | 作成日時:2022年2月13日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。