44-スナーガラフ ページ44
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数日後、クリスマス休暇に入る前日、三人は今学期の課題である“スナーガラフ”の節くれだった株の周りを陣取り、保護手袋をつけるところだった。
「なぁ、実際のところ継承者は誰だと思う？」
どこからも漏れのないようマイクは保護手袋を呪文で保護しながら言う。
『さぁ、分からないけど、マグル生まれを襲うならスリザリン生が犯人って答えが妥当よね。その中でも純血一家とか。』
「おいおい、俺を疑ってないだろうな？」
『安心して。もしあなたが犯人なら私こんなに悩まない。』
Aは嫌味っぽく言った。
『でも、去年のクィリナスみたいに先生が犯人って線もある。石にするなんて高度な技術が必要だし。』
Aがそう言うとドナは｢確かに…｣と呟いた。
「そもそも、秘密の部屋なんてあるのか？」
「あるわよ。」
「なんでそう言い切れる？」
「先生達が怯えてるの、あなた気付いてない？」
ドナは声を低くした。
「そこ！お喋りが多すぎる！」
ピリッとした声がしてスプラウトは怖い顔をしてずんずんと寄ってきた。
「あなた達、遅れてますよ。他の生徒は全員取り掛かってますし、マーカスはもう最初の種を取り出しました。」
三人が振り向くと確かにマーカスは口端から血を流し、顔の横に何ヶ所か酷い引っかき傷を作りながらもグレープフルーツ大の緑の種を掴んで座っていた。
種はピクピクと脈を打っていた。
「なぁ、あいつ引っかき傷があった方がいい男に見えないか？」
マイクがスプラウトに聞こえないように小さな声で言う。
「「同感。」」
「じゃあ先生、俺たちは今から始めますよ。」
スプラウトはマイクの声にしっかり頷くとどこかへ行ってしまった。
三人は深く息を吸って節くれだった株に飛びかかった。
その夜、ジャスティンはほとんど首無しニックと共に襲われた。
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ドナ(プロフ) - uさん» コメントありがとうございます！ええええ、シンプルに嬉しすぎます！！！！ありがとうございます！ (2021年2月14日 23時) (
レス) id: 0e6901895a (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - 最高本当に好きです泣泣 (2021年2月14日 15時) (レス) id: 01ce421b84 (このIDを非表示/違反報告)
ドナ(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです。もっと星連打して貰えるように頑張ります！ (2021年2月2日 5時) (レス) id: 0e6901895a (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 大好きなので既に投票済みとなっても星連打してました。。 (2021年2月1日 18時) (レス) id: b1e8907435 (このIDを非表示/違反報告)
ドナ(プロフ) - satou_nogohanさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです。ご期待に添えるように沢山更新頑張りますね!! (2021年1月31日 0時) (レス) id: 0e6901895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドナ | 作成日時：2021年1月15日 1時
