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説教 ページ30

「遅い!!」



探偵社に着いた時はもう既に日が落ちようとしていた。しかし、目の前で日に照らされた藁の様な髪色の男は鎮まることを知らないとでも言うように怒りをあらわにしていた。



「はいはい、どうどう落ち着いて国木田さん」



「これが落ち着けるか!」



「そうだ、敦くんお土産」



「ありがとうございま…虎?」



「人の話を聞け朝霧!」



「はーい」



乱歩は特別待遇なため説教をされているのはAのみ。この世は何と無慈悲な事か。



「いーなー、私もお土産欲しいなー」



「貴様は少し黙っていろ」



「国木田くんも欲しいくせに」



「言うな!!」



怒りっぱなしの国木田を見て苦笑しか浮かべられないAと敦。先輩方は漫才師にでもなろうと思っているのだろうか。



「国木田さんも欲しかったんだ」



「そ、そんなわけがないだろう」



白々しく嘘をつく国木田、がくがく肩を揺すられて目が回っている太宰。このコンビはどうにも合っていないようで合っている。実に見ていて心地の良いコンビだ。



「まあ、とにかく仕事は明日からでいいよね?」



「全然大丈夫だよ朝霧くん」



「何故貴様が偉そうに言っているんだ」

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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左目から鯖味噌(プロフ) - 結さん» 一夜と六夜しか未だ読めずにいますし、ひとつの夢と一夜の内容をかけたかったので夢一夜とサブタイトルを付けさせて頂きました主に短編、中編作品ばかり読んでいますが上手く物語に入れる事が出来るように頑張りたいと思います。コメントありがとうございます。 (2016年6月11日 12時) (レス) id: 7e4ff29a97 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢十夜ですね!私、大好きです!いつも応援してます。これからも頑張ってください。 (2016年6月11日 11時) (レス) id: df8cc1ba1e (このIDを非表示/違反報告)
左目から鯖味噌(プロフ) - Hiyoriさん» 感想ありがとうございます。楽しみにされた分、良いと思って頂けるような作品を作ることが出来たらな、と思っております。応援に応えられるよう、努力致します。 (2016年5月16日 23時) (レス) id: 7e4ff29a97 (このIDを非表示/違反報告)
Hiyori - 続きも楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年5月16日 22時) (レス) id: 4584690b17 (このIDを非表示/違反報告)
左目から鯖味噌(プロフ) - konohaさん» いえいえ、お気になさらず。見て下さりありがとうございます。応援に応えられるよう、邁進致します。 (2016年5月15日 20時) (レス) id: 7e4ff29a97 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:左目から鯖味噌 | 作成日時:2016年5月15日 17時

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