↑の続き。byミラ ページ3
ミラside
ガタッ
「………セツナ……ッ!!」
勢いよく立ち上がった反動で椅子が派手な音を立てる。
ミシェルがそれにビクッと反応するが、私は謝るのも忘れてセツナに駆け寄った。
「……っまた……やってたの……っ?」
セツナ「……あぁ……。そうみたいだな。」
セツナが背負っている白髪をした二人の男子。
その腕からは、彼らの髪とはある意味正反対な、非現実的でいてしかし私たちが日常よく目にする色をした物体が流れ出ていた。
セツナ「………さてと…。」
そう言いながらセツナが私を見る。
どこか心配するような、気遣うような深い海にも似た瞳。
セツナ「じゃあミラ…。……頼めるか…?」
「………うん。もちろん…!!」
だって、私しかいないんだから。
セツナが頷き、二人を下ろしてそれぞれの頬に軽く……いや、少々重くビンタをした。
……ちょっと………痛そうだな…。
そう思いながら見ていると、やはり「い゙っ…!!」と言いながら、二人が同時に目を開いた。
「……レイビス、レミト」
二人の名前を呼び、『目』を合わせる。
赤い紅い、まさに今、二人の腕を流れるモノを、吸いとったような色の目で――。
****
二人は、セツナからの熱い熱いお叱りを受け、ついでにげんこつも喰らっていた。
……レイビス…。
この間、あんなことがあったのに……。
どうして?
……レミト…。
セツナに言われて、止めたんじゃなかったの?
……どうして?
「なんで……?」
なんで、止めないの?
なんで、続けるの?
なんで―――
――私に、言ってくれないの?
私たち、友達でしょ?
仲間でしょ?
………幼馴染み、でしょ?
―――目のふちが熱い。
「……っ、私は―――!!」
――あなたたちの、一体何?
……喉まで出かかった言葉は、目のふちを熱くしたモノと一緒に、呑み込んだ。
****
シリアスを掛け持ってしまったどうしよう←
まぁ、順番は考えてあるので、ミラさんのシリアスに触れたい人は解決しちゃわない感じにお願いします(*´∀`)
7人がお気に入り
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*LERELUA*(プロフ) - ういなさん» ミラ「だっ……大丈夫ユウ…ッ!?…………レッ、レミト…!!…ユウがびっくりしてるよ……っ!?」 (2013年4月1日 19時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
*LERELUA*(プロフ) - 凛さん» ミラ「うぅ、ありがとうリナッ……!!((涙」あ、私お気に入りに登録する時は評価も一緒に入れるようにしてるんだ(*´∀`) (2013年4月1日 19時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - リナ「続編を作って早々評価入ってるってどゆこと?」 (2013年4月1日 19時) (レス) id: 6d984d9a78 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - *LERELUA*さん» リナ「全然大丈夫だと思うよ〜?(*^^*)」 (2013年4月1日 19時) (レス) id: 6d984d9a78 (このIDを非表示/違反報告)
*LERELUA*(プロフ) - 凛さん» ありがとう!!……何かホントごめんなさい……。なんだあの締めは……orz (2013年4月1日 19時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:非公式メカクシ団 x他3人 | 作者ホームページ:
作成日時:2013年3月24日 18時