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Aが長期任務から戻る頃には、空閑遊真含む三名が玉狛支部に転属される事を耳にしていた。
「大当たりじゃん〜」
予想通りのその状況にAはニヤニヤと口元を緩ませながら帰途についていた。
片手には有名な和菓子屋の紙袋を持ち、玉狛支部の玄関を勢いよく開ける。
「たっだいま〜〜！」
扉を開けると、そこには雷神丸に乗った陽太郎がちょこんとこちらを出迎えていた。
「陽太郎〜〜！ただいま〜！」
陽「おうA！帰還したか！」
「いぇっさー！師匠！只今陽本A、帰還しました！」
陽「無事で何よりだ！」
Aが帰ってきた事を大変喜びしている陽太郎の頭を優しく撫でてから、Aは靴を脱いだ。
リビングへ向かうと、そこには迅、玉狛第一のメンバー、そして、空閑遊真、三雲修、雨取千佳が居た。
「ちょっと〜皆出迎えてくれてもいいんじゃないの？」
小「あらA！帰ってきてたのね！」
「………Aちゃん悲しい、もっとお疲れ様とか無いの？？」
烏「お疲れ様です、A先輩」
「思ってねえな、鳥丸」
玉狛支部のメンバーには久しぶりに会ったというのに、意外と皆アッサリしていて帰りを感動する様子がない。
何とも薄情者の集まりである。どうせなら、出張から帰った者を労る言葉とかをかけてくれてもいいのに。
「あれ？栞は？」
迅「宇佐美なら今ちょっと出てるよ、あいつならお前の帰りも喜んでくれるだろ」
「はあ、最悪な野郎ね……小南、はいこれ。」
小「何これ！」
「お土産、ちょっと静岡の方で有名なの買ってきた。」
紙袋を小南に渡せば、彼女はガサガサと包み紙を開け始め、中身を見た瞬間、目を輝かせてAに飛びついた。
小「Aこれどら焼きじゃない！ありがと〜！」
「ハイハイ。陽太郎も喜ぶだろうと思って皆の分買ってきたよ。」
陽「でかしたぞ！A！」
迅「これ、いい所のじゃん、高かったんじゃない？」
「あー、実はこれ半分唐沢さんが出してくださったの」
レ「確か、今回の出張は唐沢さんとの営業だったか。」
「そ！」
首元にスリスリと寄ってくる小南と陽太郎をあやしながら、出張に同行した唐沢営業部長の顔を思い浮かべる。
Aはボーダー隊員であるが、機転の利く頭と交渉が上手いコミュニケーション力を買われ、唐沢部長について営業に回る事も多かった。
今回はその任務で多くのスポンサーと契約を結んできたのであった。
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明(プロフ) - ペコの助さん» うわあ本当ですね(>_<)有難うございます！！すぐ直させて貰いますね(*´`) (2022年3月17日 10時) (
レス) id: 79646f46d0 (このIDを非表示/違反報告)
ペコの助(プロフ) - ついでに迅さんは宇佐美呼びです！！(＞人＜;) (2022年3月16日 12時) (レス) @page7 id: 28c825c318 (このIDを非表示/違反報告)
ペコの助(プロフ) - とても面白くて一気読みしてしまいました！04の迅さんのセリフですが、迅さんは修のことを呼ぶ時は「メガネくん」ですよ！これからも応援しております、頑張ってください！ (2022年3月16日 12時) (レス) @page5 id: 28c825c318 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 更新ありがとうございます。とても面白いです。続き楽しみにしてます‼️ (2022年1月15日 0時) (レス) id: f649cf9af2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 明さん» 返信ありがとうございます！通知が来た瞬間飛び跳ねました()うへへ、もうめっちゃ好きです！！！いやもうどこまでもついて行きます！頑張って下さい！ (2022年1月14日 22時) (レス) id: 03aa6930c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明 x他1人 | 作成日時：2021年3月5日 17時
