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遊「今ので満点かな？」
余裕の表情で待機場所へと戻ってくる空閑に一人の新入隊員がまぐれだと騒ぎ出す。
もう一度、と再戦闘を促され、空閑は踵を返し、また五号室へと入った。
再起動された仮想近界民に切りかかった所要時間、０.４秒。
先程より縮められたその時間に、やはり、鑑賞者達にざわめきが走る。
藍「今全て腑に落ちたわ」
修「え……？」
藍「貴方の学校を襲った近界民…倒したのはあいつね？」
以前、三雲の中学校を近界民が襲った事件で、それを解決したのは三雲だと言われていた。
木虎はその近界民を掃討しに向かった嵐山隊の一人であったので、そこに居合わせていた。
その時から、木虎は納得行ってない様子だったが、
今、その疑問は取り払われたらしい。
そう。あの事件の真相は、空閑が近界民を倒していたのだった。
その時は空閑の正体が知られていなかったため必死に正体を守る必要があったが、
今となっては空閑が近界民であることは、ボーダー内でかなり知れ渡っている。
ましてや、A級隊員の木虎だ。耳にしていないはずがない。
隠してもしょうがない事だった。
修「…そうだよ！」
藍「やっぱり！そういう事だったのね！三雲君にあんな真似出来るわけないって思ってたわ！」
何だか嬉しそうな木虎に三雲は苦笑いをしていると、
後ろから三雲の名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り返るとそこには、烏丸の姿が。
藍「か、か、か、烏丸先輩！」
彼の姿を見つけた瞬間、木虎の表情は一瞬で変化して、少し頬が赤く染められる。
烏「悪い、バイトが長引いた。どんな感じだ？」
修「問題ないです！…あ、空閑が目立ってますけど。」
烏「まあ目立つだろうな。」
烏丸は手すりに手を置き、新入隊員達の方へ目を向けた。
その先には、囲まれる空閑遊真の姿。
烏「今回も嵐山隊が入隊指導の担当か…大変だな。」
藍「いえ！このくらい全然です！
…烏丸先輩、最近ランク戦に顔出されてないですね、お時間あったらまた稽古付けてください！」
烏「いや、お前十分強いだろ。もう俺が教えることなんてないよ。」
藍「そんな……私なんてまだまだです…！」
憧れの先輩に褒められて、少し得意げな木虎は目を伏せた。
烏「ん？そういやお前……修と同い年か。」
藍「え……はい、そうですね。」
烏「じゃあ丁度良かった。コイツ、俺の弟子なんだ。」
木虎は烏丸の言う事が理解出来ないらしい。
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明(プロフ) - ペコの助さん» うわあ本当ですね(>_<)有難うございます！！すぐ直させて貰いますね(*´`) (2022年3月17日 10時) (
レス) id: 79646f46d0 (このIDを非表示/違反報告)
ペコの助(プロフ) - ついでに迅さんは宇佐美呼びです！！(＞人＜;) (2022年3月16日 12時) (レス) @page7 id: 28c825c318 (このIDを非表示/違反報告)
ペコの助(プロフ) - とても面白くて一気読みしてしまいました！04の迅さんのセリフですが、迅さんは修のことを呼ぶ時は「メガネくん」ですよ！これからも応援しております、頑張ってください！ (2022年3月16日 12時) (レス) @page5 id: 28c825c318 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 更新ありがとうございます。とても面白いです。続き楽しみにしてます‼️ (2022年1月15日 0時) (レス) id: f649cf9af2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 明さん» 返信ありがとうございます！通知が来た瞬間飛び跳ねました()うへへ、もうめっちゃ好きです！！！いやもうどこまでもついて行きます！頑張って下さい！ (2022年1月14日 22時) (レス) id: 03aa6930c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明 x他1人 | 作成日時：2021年3月5日 17時
