【カゲプロ】私は君が、君はあの娘が好きで…【ヒビヤ】 (ページ38)

今日:26 hit、昨日:7 hit、合計:40,023 hit

好き…34… ページ38

ヒビヤｓｉｄｅ

音楽の授業が終わって、普通に教室に戻る途中。

１つだけ、普通じゃないのが、Aの隣で歩くのがめちゃくちゃドキドキすること。

貴方「リコーダーのテスト、ヒビヤ君間違えなかったね！」

ヒビヤ「え！？あ、あぁ、うん、ちょっとだけだけど練習できたからね！」

ドキドキして、緊張して、返事の声が大きくなってしまった。

貴方「ヒビヤ君って、本番に強いタイプなのかもね！」

楽しそうに笑うAを見たら、もっとドキドキして心臓の音がうるさくなった。

でも、不思議と緊張感はなくなった。

それからはちゃんと、いつも通り話せて、いつも通り一緒に家に帰った。

Aと別れて、家に入って扉を閉めたとたんになんか少し寂しくなって、

ヒビヤ「Aと一緒にいるとおかしくなりそうだ…。」

誰もいない家でぽつりと一言そうつぶやいた。

これは一体…なんだろう？

ヒビヤ「いや、もうわかってるだろ。」

僕がAにドキドキしたりしておかしくなりそうな理由。

それは、僕がAのことが好きだからだ。

ちょっと前から気づいてた。

あの夏を一緒に過ごすうちに、きっともうAを好きになってたんだ。

ヒビヤ「やっと気付くって…馬鹿だな…僕。」

自分に呆れてため息が出た。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
更新遅くなってましたごめんなさい。

修学旅行行って疲れが取れなかったんです。ごめんなさい言い訳しました。

ちなみに沖縄行ってました。女の子の日で海に入れなかったけどｗ

めちゃ楽しかったです(殴

中間テストが近づいてきたのでまた遅くなっちゃうかもです。