【カゲプロ】私は君が、君はあの娘が好きで…【ヒビヤ】

好き…33… ページ37

夏休みも終わり、2学期が始まった。

最初はみんなヒヨリちゃんのことで戸惑っていたけど、だんだん慣れてきたみたい。

ヒビヤ「A、次、音楽で移動だし一緒に行こう？」

貴方「うん！」

夏休みを一緒に過ごしたからか、ヒビヤ君ともかなり仲良くなった。

貴方「そういえば、今日リコーダーのテストだね。」

ヒビヤ「嘘！？全然練習してなかった…。」

貴方「大丈夫だよ。先生優しいから時間取ってくれるよ。」

ヒビヤ「そうだといいけど…。」

音楽室に到着して、譜面台に荷物を置く。

出席番号順の席だから私とヒビヤ君は隣同士。

でも、椅子の間の距離が短いから、すこし2人の距離が近くなる。

や、やっぱりこれは…は…恥ずかしい……。

しかもかなり早く移動してきたからみんながまだそんなに来てなくて

ほとんど2人きりの状態。

早く誰か来て……。


ヒビヤｓｉｄｅ

なんだ、これ…。

音楽室とか1学期にも何回も来ただろ。

なのになんでAがこんなに近くにいるって感じて、恥ずかしいんだろ…？

何回もここに座ってたのに、隣にAが座るって当たり前なのに…。

…わかった…もしかして僕…この夏休みの間でAのことを…

キーンコーンカーンコーン！

ヒビヤ「うわぁ！びっくりした…。」

貴方「チャイムの音っていきなりだからびっくりするよねｗ」

考えるの後にしよう…。

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