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好き…28… ページ32

カノさんはこっちこっちと言って案内してくれているけど、

どんどん人気のない場所に移動していく…。

ヒビヤ「ねぇ、本当にこんなところにおじさんの家があるの?」

カノ「あるよ。家っていうかアジトなんだけどねw」

アジト?なんかポケ○ンのギ○ガ団みたいだな…。

カノ「ポ○モンのギン○団とかみたいでしょ?」

心読まれた!?

カノ「ん?どうしたの?」

貴方「なんでもないです…。」

カノ「あの角を曲がったらすぐだよ。」

カノさんの言うとおりに角を曲がると、「107」と書かれたドア。

カノ「ようこそ。メカクシ団へ。」

ドアを開けたカノさんは、怪しく笑った。

そして中に入ると、すぐにリビングらしき部屋に入った。

そこには、片目を髪で隠した女の人がいた。

カノ「キド、新しい団員だよ。この前の交通事故の子たち。」

「キド」と呼ばれた人は目を丸くすると

キド「そうか。ここに座ってくれ、話がしたい。」

と、ソファを指さした。

そして私たちは「メカクシ団」について話を聞いた。

8月15日に事故にあった人たちの集まりみたいなもので、団員たちはみんな

ある「能力」を持っていて、その能力が発動されたときに目が赤くなるらしい。

そのまんま私だ。昨日の私。

キド「俺の能力は『目を隠す』。自分や周りにいる奴らの気配を薄くできる。」

どういうことかよくわからず、下を向いていると、

キド「こういうふうにな。」

と聞こえて、声のしたほうを向くとそこにはキドさんはいなかった。

貴方「え?どこ?」

キド「ここだ。すまん。すこし怖かっただろう?」

キドさんはすぐ目の前にいた。

カノ「次は僕の番かな?僕の能力はね…?」

瞬きをして目を開いた瞬間カノさんの姿は女の子になっていた。

ヒビヤ・貴方「え!?」

もう一度瞬きをして目を開くと次は私と同じくらいの子供。

カノ「これが僕の能力。『目を欺く』だよ。」

キド「まぁ、こういうことだ。よかったらでいいんだが、メカクシ団に入らないか?」

キドさんの誘いに私たちはうなずいた。

好き…29…→←好き…27…


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設定タグ:カゲプロ , ヒビヤ , 雨宮響也   
作品ジャンル:恋愛
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れんげ(プロフ) - 六花さん» 本当ですか!!嬉しいです!ありがとうございます! (2016年5月10日 19時) (レス) id: 13e871e35f (このIDを非表示/違反報告)
六花 - Part1読み終わりました!夢主ちゃんかわいいですね〜♪( ´▽`) (2016年5月10日 19時) (レス) id: 64f6b28fb3 (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - ☆★百萌奈★☆さん» ありがとうございます!!がんばります! (2015年8月14日 1時) (レス) id: 66a7292074 (このIDを非表示/違反報告)
☆★百萌奈★☆(プロフ) - 面白いっ!!更新ファイトー!!! (2015年8月13日 22時) (レス) id: 18d6addc1e (このIDを非表示/違反報告)
◆◇萌々菜◇◆(プロフ) - れんげさん» ヾノ≧∀≦)oイエイエ! (2015年8月11日 18時) (レス) id: 18d6addc1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れんげ | 作成日時:2014年6月13日 23時

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