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好き…22… ページ25

あの日から何日過ぎたんだろう。

もしかしたらもう何年も過ぎたかもしれない。

それくらい、私たちはこの夏の日を繰り返していた。

終わらない、終われない残酷な日。

何をしても、どこへ行ってもヒヨリは助からない。

貴方「どうしたらいいんだろう。」

ヒビヤ「まだ大丈夫。僕気付いたんだ。」

貴方「なにが?」

ヒビヤ「Aにはヒミツだよ。だって絶対ダメだって言うし。」

ヒビヤ君はまっすぐ前を向いてそう言った。

何を言ってるのかよくわからなかったけど、ヒヨリが助かる方法だと思って私は止めなかった。




ヒヨリ「もう2人とも早く行くわよ!」

貴方・ヒビヤ「うん!」

ヒビヤ君は何をする気なんだろう。

この道は一番最初にヒヨリが死んだところだ…。

ヒヨリ「あ、猫!待って!」

ヒヨリは猫を追いかけて赤になったばかりの信号機を渡ろうとした。

とめようと手を伸ばした瞬間。

ヒビヤ君はヒヨリを押して、ヒビヤ君はその反動で横断歩道の真ん中に立った。

貴方「待って!!ヒビヤ君!!!」

ヒビヤ「…ぁ…ろよ…。」

ヒビヤ君は何かを呟いて轢かれていった。

信じられなかった。

今まで3人全員助かるためにいろんなことをしていたのに、

ヒビヤ君は自分を犠牲にしてヒヨリを助けた。

貴方「そんなのって………。」

もうこのループは終わってしまうのだろうか。

もう戻れないのだろうか。

こんなことだったら私が先にヒビヤ君のように轢かれればよかった。

そう考えながら、私は意識を失った。

好き…23…→←好き…21…


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設定タグ:カゲプロ , ヒビヤ , 雨宮響也   
作品ジャンル:恋愛
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れんげ(プロフ) - 六花さん» 本当ですか!!嬉しいです!ありがとうございます! (2016年5月10日 19時) (レス) id: 13e871e35f (このIDを非表示/違反報告)
六花 - Part1読み終わりました!夢主ちゃんかわいいですね〜♪( ´▽`) (2016年5月10日 19時) (レス) id: 64f6b28fb3 (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - ☆★百萌奈★☆さん» ありがとうございます!!がんばります! (2015年8月14日 1時) (レス) id: 66a7292074 (このIDを非表示/違反報告)
☆★百萌奈★☆(プロフ) - 面白いっ!!更新ファイトー!!! (2015年8月13日 22時) (レス) id: 18d6addc1e (このIDを非表示/違反報告)
◆◇萌々菜◇◆(プロフ) - れんげさん» ヾノ≧∀≦)oイエイエ! (2015年8月11日 18時) (レス) id: 18d6addc1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れんげ | 作成日時:2014年6月13日 23時

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