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好き…19… ページ22

Aside

貴方「っ!!」

ガバッと跳ね起きた。私はあの時に気を失ってたみたいだ。

でも、ここは公園じゃない。ベッドの上だ。しかも隣にはヒヨリがいる。

ヒヨリはすやすやと心地よさそうに眠っている。

貴方「嘘…どうして…?」

あのことは全部…夢だったの?

徐に時計を見ると、8月14日の午前12時ぐらいを指していた。

なぜか時間が巻き戻っていた。

ということは、あの夢の言うとおりになると…明日ヒヨリが死ぬ…?

嫌だ。そんなの絶対嫌だ。なんとかしてヒヨリを守らなきゃ。

そう決意した後私は、水を飲みに行こうと思って、リビングへ出た。

そこには、ヒビヤ君がいた。

ヒビヤ「井乃さんも目が覚めたの?」

貴方「うん。嫌な夢見ちゃって…。」

私はコップに水を入れヒビヤ君の隣に座る。

ヒビヤ「嫌な夢…?それってどんな?」

貴方「え…?えっと、ヒヨリがトラックに轢かれる夢…なのかな。」

そう言うとヒビヤ君は驚いた表情になった。

ヒビヤ「僕もおんなじ夢を見た。井乃さんがジュースを買いに行ってくれて…」

貴方「そう!それで戻ってきたときにヒヨリは……なんかすごい偶然だね…

夢が一緒だなんて…。」

ヒビヤ「夢じゃない気がするんだ。だって確かに夏の酷い暑さを感じたし、それに匂いとか…

僕は夢じゃないと思うんだ。でも、時間は巻き戻ってる。」

貴方「ベッドではヒヨリが寝てたよ。ちゃんと息してた。……なんでだろうね…。」

不思議なことだらけだ。どうして何のために誰かが仕組んでいるのかすらわからない。

ヒビヤ「僕らだけ覚えてる…?」

こんなアニメみたいな展開初めてだ。あると思わなかった。

貴方「でも、明日はなんとしてでもヒヨリを守らなきゃいけない。」

ヒビヤ「うん。3人で無事にここへ帰らなくちゃだめだ。井乃さん、協力してくれないか?」

貴方「もちろん!」

こうして私はヒビヤ君とヒヨリをあの公園にだけは近づけないという約束をした。

貴方「あと、私のことさん付けで呼ばなくってもいいよ。」

ヒビヤ「え…じゃあ…A…でいい?」

貴方「うん!」

ヒビヤ君に名前で呼んでもらうことになった。

こんな嬉しいこともあるけれど、まずヒヨリを一番に考えなくてはならない。

明日、必ず絶対にヒヨリを死なせてはいけない。

好き…20…→←好き…18…


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設定タグ:カゲプロ , ヒビヤ , 雨宮響也   
作品ジャンル:恋愛
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れんげ(プロフ) - 六花さん» 本当ですか!!嬉しいです!ありがとうございます! (2016年5月10日 19時) (レス) id: 13e871e35f (このIDを非表示/違反報告)
六花 - Part1読み終わりました!夢主ちゃんかわいいですね〜♪( ´▽`) (2016年5月10日 19時) (レス) id: 64f6b28fb3 (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - ☆★百萌奈★☆さん» ありがとうございます!!がんばります! (2015年8月14日 1時) (レス) id: 66a7292074 (このIDを非表示/違反報告)
☆★百萌奈★☆(プロフ) - 面白いっ!!更新ファイトー!!! (2015年8月13日 22時) (レス) id: 18d6addc1e (このIDを非表示/違反報告)
◆◇萌々菜◇◆(プロフ) - れんげさん» ヾノ≧∀≦)oイエイエ! (2015年8月11日 18時) (レス) id: 18d6addc1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れんげ | 作成日時:2014年6月13日 23時

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