【カゲプロ】私は君が、君はあの娘が好きで…【ヒビヤ】 (ページ21)

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好き…18… ページ21

ヒビヤｓｉｄｅ

井乃さんは僕らの注文を聞くと走っていってしまった。

その時。黒猫がヒヨリのそばに近寄った。

ヒヨリはその黒猫を膝に乗せて撫でながら僕に

ヒヨリ「本当、使えないわね。ついていってあげるとかそういうの思わないわけ？」

と言った。

ヒビヤ「あ、そっか…でもヒヨリも一人になっちゃうよ？」

僕の言う通り、井乃さんと一緒に行ったとしても、ヒヨリが1人残されてしまう。

公園に1人とかは変質者とかにさらわれ兼ねない。僕はヒヨリが心配なんだ。

ヒヨリ「私は大丈夫よ！何？私が寂しがるとでも思ったわけ？」

ヒビヤ「違うよ！僕はヒヨリが心配で！！」

　「…僕はヒヨリのことがｓ((ヒヨリ「やめてよ！！！」

ヒヨリのことが好きだと言おうとすると、ヒヨリに大声で止められた。

ヒビヤ「え…？」

ヒヨリ「アンタ…私に告白とか馬鹿なこと言わないわよね？」

ヒヨリは俯きながらそう言った。

ヒビヤ「僕は本気だよ。」

ヒヨリ「だからやめてよ！！」

ヒビヤ「なんで、怒ってるの？ねぇ…？」

僕はヒヨリの肩を持とうとした瞬間、

ヒヨリ「触らないで！！」

パン、と手をはじかれた。

そしてヒヨリは走り出した。

ヒビヤ「まってヒヨリ！！」

ヒヨリは待ってくれなかった。

横断歩道の信号は赤に変わった。そしてヒヨリにトラックが迫ってきていた。

ヒビヤ「だめだ！！ヒヨリ！！危ない！！」

ヒヨリは僕の言うことを聞いてくれず、そのままトラックに………

轢かれた。

なぜか黒猫が笑ったような気がした。

ゴトッ

貴方「ヒヨリ…ちゃん……？」

後ろを振り向くと3本の缶を落として立っている井乃さん。

貴方「ヒヨリちゃん！！！」

貴方「ヒビヤ君…ヒヨリちゃんどうしたの？何があったの？私が行ってる間に何があったの！？」

ヒビヤ「…………」

貴方「どうして何も答えてくれないの…？」

貴方「ヒヨリちゃん……あああああああああああああああ！！！」

井乃さんはその場に崩れ落ちて涙を流した。

それを見て、僕もこらえていた涙がこぼれた。

ヒビヤ「僕のせいだ…僕のせいだ…僕のせいだ……うわぁあああああああああ！！！」

そこから、僕はなぜか目眩がして倒れ、意識は途絶えた。

最後に見えたのは僕と同じように倒れた井乃さんだった。

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いかかでしたでしょうか…？

描写が雑ですすみません！

みなさんよいお年を！！