【カゲプロ】私は君が、君はあの娘が好きで…【ヒビヤ】 (ページ14)

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好き…12… ページ14

コノハさんは、私たちの説明を理解したのか、家に入れてくれた。

家は外より断然涼しかった。

ヒヨリ「涼しい～！」

コノハ「部屋は女の子がこっちで男の子があっちね。……あれ…逆だったっけ…？

まぁ…いいや…。」

この人、大丈夫なのかな……。

ヒヨリ「今日はもう疲れたし、家を出るのはやめよっか。」

貴方「そうだね。」

私とヒヨリはコノハさんに言われた部屋に荷物を置きながら、そう決めた。

貴方「そうだ！みんな宿題持ってきてるし、勉強会しようよ！」

ヒヨリ「いいわね！リビング使わせてもらおっか！！」

私はこのことをヒビヤ君に伝えるため、ヒビヤ君がいる部屋に行った。

貴方「ヒビヤ君…みんなで宿題やらない？」

ヒビヤ「え…いいけど…なんで？」

貴方「ヒヨリがもう今日は出かけないって言ってたし、だったら宿題しようって

なって……ダメ？」

私は首を傾げた。

するとヒビヤ君はなぜか顔を真っ赤にし、

ヒビヤ「わ、わかった。先にやってて！僕、準備してるから！」

こう言った。

やった！みんなで宿題ができる！私、勉強会するのって初めてだ！

貴方「本当！ありがとう！じゃあ、リビングでやってるから！」

私は嬉しくてにやけが止まらなかった。

ヒビヤｓｉｄｅ

なんだよ。今の…。

ヒビヤ「なんかドキッとした…///」

ヒヨリの時とはまた違うドキドキ感。

胸がキュッとなって変な感じだ。それにまだ心臓がドキドキするし、顔が熱い。

でもこれは、恋じゃないとは断言できる。僕はヒヨリが好きだから。

じゃあ…なんで…？

ヒヨリ「ちょっと！コノハさんがお茶出してくれたから、早く来なさいよ！」

ヒビヤ「わぁ！ごめん！い、今行く！」

……熱中症にでもなったかな？