好き…10… ページ12
貴方「そういえば…あの時の遺書、読ませてもらってない。」
お母さんはあの時、「Aへのメッセージがあった。」って言ってた。
今、お母さんはお風呂に入ってるし、遺書ならお母さんの部屋のタンスにある。
貴方「今しかない。」
私はお母さんの部屋に向かった。
タンスを調べていると、お父さんのきれいな字で「遺書」と書いてある紙を見つけた。
貴方「あった!」
私はその封筒を開け、中の手紙を見た。
【愛する家族へ
今まで頑張ってきたけど、もう俺は限界です。もう、どこにも居場所が無くなった。
いじめで死ぬなんてとても弱虫だなって思うかもしれないけど、
俺はやり返すなんて酷いことはできない。
考えた結果がこうだった。誰かを傷つけずに楽になれる方法はこれしかなかった。
悲しませて、ごめん。
香奈枝(母の名前)、君と出会えたことに感謝するよ。
そして、大変になると思うがAを頼む。
A、まだ小さいのにこんなことになってごめんな。
俺はAにどう思われようが、Aのことが大好きだ。
もう一度、この手で抱きしめてやりたかった。
2人とも、本当にごめん。向こうに行っても絶対に2人のことは忘れないから。】
手紙にはそう書いてあった。
最後の最後までお父さんは優しいままだった。
貴方「お父さん…私もお父さんのこと絶対に忘れないよ。」
私は手紙を封筒に入れ、おいてあった場所に戻した。
そろそろお母さんもお風呂から上がってくる。
戻ってこないうちにはやく部屋に戻って、明日の準備と明後日の準備をして
はやく寝よう。
貴方「楽しみだなぁ。」
私は複雑だったけど、ヒビヤ君とヒヨリと都会に行く楽しみな気持ちを抑えきれなかった。
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れんげ(プロフ) - 六花さん» 本当ですか!!嬉しいです!ありがとうございます! (2016年5月10日 19時) (レス) id: 13e871e35f (このIDを非表示/違反報告)
六花 - Part1読み終わりました!夢主ちゃんかわいいですね〜♪( ´▽`) (2016年5月10日 19時) (レス) id: 64f6b28fb3 (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - ☆★百萌奈★☆さん» ありがとうございます!!がんばります! (2015年8月14日 1時) (レス) id: 66a7292074 (このIDを非表示/違反報告)
☆★百萌奈★☆(プロフ) - 面白いっ!!更新ファイトー!!! (2015年8月13日 22時) (レス) id: 18d6addc1e (このIDを非表示/違反報告)
◆◇萌々菜◇◆(プロフ) - れんげさん» ヾノ≧∀≦)oイエイエ! (2015年8月11日 18時) (レス) id: 18d6addc1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れんげ | 作成日時:2014年6月13日 23時