age6 ページ7
「…危ないから来ないでいいって……言ったのに」
「そんなこと言われて、放っておけるわけないでしょ。
…ヒヨリちゃんは、私も一緒に探すから。
だから、今はヒビヤくんがちゃんと休んで?
ね、お願い」
私はそう言って、少しだけ微笑む。
ヒビヤくんはまだ納得いかなさそうな表情だったけど、
私がゆっくりと頭を撫でると、目を閉じて倒れかかった。
それを、さっきのうすい紫色のパーカーの女の人が受け止める。
「…おい、これ……」
赤いジャージの人が、ヒビヤくんを見てポツリと呟く。
「ひ…ヒビヤくん……?」
さっきまで普通だったヒビヤくんの目が…
赤く赤く、光っていた。
「…取り敢えず、警察や病院はあてにならん。
こいつはこのままアジトに連れていこう
おいキサラギ、カノに電話を―――」
女の人が何かをみんなに言っているけど、私の頭に入ってこない。
「…なぁ、お前もうちに来ないか?
ヒビヤと言ったか、こいつのことが心配だろ?」
話かけられて、ふと気づいた。
優しい目をした女の人が、私を見つめていた。
…私は、ゆっくりと頷いた。
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次あたりからシリアス抜けます!!
なんでこんなシリアスになったんだろ(´;ω;`)
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あいり - 早く続きがみたいです (2016年5月8日 10時) (レス) id: a9ba9f6858 (このIDを非表示/違反報告)
shiguma@九ノ瀬廃(プロフ) - 雪ミクさん» マジですかww今私は、シリアスよりも可愛いヒビヤくんが書きたくてウズウズしてます← (2014年5月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 5ecd919084 (このIDを非表示/違反報告)
雪ミク - 私シリアスも好きですよ← (2014年5月2日 18時) (レス) id: 1b6881a548 (このIDを非表示/違反報告)
shiguma@九ノ瀬廃(プロフ) - 雪ミクさん» ありがとうございますm(__)m精一杯頑張ります(^q^) (2014年5月1日 5時) (携帯から) (レス) id: 5ecd919084 (このIDを非表示/違反報告)
雪ミク - 面白いですね〜更新頑張ってくださいね!! (2014年4月30日 22時) (レス) id: 1b6881a548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiguma x他1人 | 作成日時:2014年4月27日 20時