【鬼灯の冷徹】第二補佐官は雪女と鬼のミックスです〜肆〜

百九十七件目 ページ48

クロ「そりゃあ猫の性格にもよる事でもありますニャ。
　 猫は基本気まぐれ。亡者を日中追いかけまわすのは性に合わニャい」


報道部「クロさんは追ってますよね？」


クロ「そりゃあ楽しいからニャ。何だかんだで面白いニャよ、ここは」


「まぁ、クロは例外ですが。基本はそうですので、待ち伏せハウスの待機係として
　募集したいのです。こういう静かな怖さは犬より猫の方が合いますから」


小判「ニャるほどな」


「猫の獲物をいたぶり、もてあそぶ性分は本来地獄にはもってこいですしね」


シロ「やだーーーーー！！猫より犬の方が地獄らしいよっ！！」


犬獄卒「そうだぜ。猫の奴ァすぐ楽しようとしやがる！！」


小判「ニャンだと！？おめーらニャンか木にも登れねーくせに！！」


シロ「そういう所が卑怯なんだ！！」


夜叉一「オイやめねーか！見苦しい！！」


犬獄卒「アニキは猫の肩を持つんすか！？」


鬼「・・・小判さん。ぜひ「猫募集」の宣伝にご協力願えませんか？」


小判「合点でイ！！猫の名にかけて大々的に記事にしてやりまさァ！！」


その後、猫獄卒が増えてくれた。


「・・・増えたはいいけど鳴き声が凄いんだよなぁ」


鬼「ライバルいてナンボですから大丈夫ですよ」


「そうだといいけど」

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