【あんスタ】悪魔と魔王の復讐劇～作戦２～【朔間零】 (ページ10)

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革命　９０ページ10

何か凄い気まずい空気になってしまった。

零はまだ顔赤いし。

冗談で聞いたのに本当だったとは。

「何かごめんね」

零「別に、お前が謝るつもりはないだろ」

そう言って私の頭を撫でて来た。

「あんまり、クシャクシャしないでって。
　子供じゃないんだから」

零「俺から見たらまだまだ子供だろ？
　背も小さいし」

「それは、零が高すぎるからそうみえるんだって。
　これでも、なずなと同じぐらいなんだし」

こうみえても、女性の方では高い方なのだが、

周りにいる人達が高すぎるので、小さく見えるのだ。

「皆が高すぎるんだよ。もっと小さくても」

零「じゃあ俺がAと同じ背丈だったら？」

「それは、それで・・・」

少し想像してみたけど、かなり笑える。

零「なーに、にやけてんだよ？」

「別に・・・・フフッ」

零「絶対変な想像しただろ！？」

「さぁ？どうだろうねっ！！」

零「あ、待てよ！！走るなって！！」

私は家まで走って帰ろうとしたが、

零に追いつかれてしまった。

まぁ、当たり前だけど。

追いつかれたと思ったら、零は私を横抱き(お姫様抱っこっていうやつ)をしてきた。

零「お前、軽すぎ」

「は、恥ずかしいから降ろしてって！」

零「嫌だ。よし、このまま帰るぞ」

私は暴れてみたが、びくともしない。

顔を真っ赤にしながら私は家までずっとその状態だった。