革命 95 ページ15
何だかんだで本番。
衣装に着替え、ステージ袖で待機中。
私がこのイベントで復活することは外部に漏れてない。
なので、見つかっても大丈夫なステージ袖に待機。
まぁ、出番が早いからいいけどさ。
今はUNDEADがパフォーマンス中だ。
里奈「やばい、緊張してきた」
「いや、一番慣れてるでしょ?」
里奈「・・・・だって、Aとまた踊ったり歌ったりできるんだよ!」
「そんなに嬉しい?」
里奈は大きく縦に頷いた。
するとUNDEADがステージから戻ってきた。
「楽勝だったみたいね」
零「当然じゃ」
「ありがとうね。私の失態に付き合ってくれて」
零「失態?そんな事誰一人思ってないぞい」
里奈「じゃあ、先に行ってるね!」
里奈はそう言ってステージに出た。
最初は里奈のソロ曲。
もともと、シングルで活躍してたから違和感なんてなかった。
薫「もしかして緊張してるの??」
零「大丈夫じゃ。思いっきり楽しめば緊張なんてなくなるぞい」
「楽しむ、か」
しばらくして曲が徐々にフェードアウト。
私の出番だ。
彼らは一瞬ステージに目を向けるが、視線をこちらに戻し、二人共片手を上げる。
自分の両手を上げてハイタッチ。
とても良い音が鳴り響いた。
「お前なら楽勝だ___A」
彼の呟きが聞こえたが、振り替えずにステージに一歩踏み入れた。
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作者名:rekuiemu | 作成日時:2017年1月19日 1時