七不思議？正直言ってどーでもいい。というわけにもいかないようで

源家長女　其の三十二 ページ6

お兄ちゃんと光より、ちょっと遅く起きた。
欠伸をしながらダイニングに行き、朝ご飯を食べようとする。
今日のご飯はひとりかな、って思ってたのに、まだ光たちが食べていた。
そんなの気にせずに座りながらテーブルを見た。
、、、和食か…パンの気分だった…とか言ったら光に怒られる？



「いただきまーす」



小声で言って味噌汁をすすう。
美味しい…ぽかぽかするわ。光天才。
頭の中で感想を言っていると、お兄ちゃんが私を、じーっと見てるのに気付いた。



「なに」



私が目線を合わせると、ぱぁーっと表情が明るくなったが、すぐに沈んだ。
少し睨んでやったからかな。おにーちゃん、よっわ！
また黙々とご飯を食べる。
うわ、この卵焼き、なんかふわふわしてる！美味しい！光天才。
すると、お兄ちゃんの声が降ってきた。



輝「まｄ 「怒ってる」



言葉を遮る。兄弟だし、なに言うかなんて意外と分かるんだから。
昨日のこと、まだ許してないんだかんね！！
そう心の中で吐き捨て、ごちそーさま、と手を合わせる。



「光、めっちゃ美味しかった！天才だよ、天才」



と言って光を見ると何か言いたげな顔。
うーん。お姉さまに、言いたいことでもあるんかな。
そう思ったから



「今日一緒に登校する？」



って光に言うと、おう！と大きな声を出した。
そんなやり取りを見ていたお兄ちゃんは、目で、僕も行きたい、って顔してる。
絶対誘ってあげないから。そんな意味を込めてもう一言



「二人で行こうね！！」



その言葉を聞いてお兄ちゃんは、しゅんとした。
やば、なんか楽しいわ。
そう思って、るんるんしながら学校の準備をした。









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Ｇファンやばかったです。

表紙が好きすぎる。

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