源家長女 其の三十一 ページ5
薄暗くなった帰り道。
夜になると結構寒くて薄い長袖だと、ぶるっと震える。
家で早く、温々したいと思いドアに手をかける。とぴりぴりっとした空気を感じた
「嫌な予感……」
多分お兄ちゃんが怒ってる…
今日の屋上でのことで。
怖いけどいつもと変わらずドアを開けた
「た、ただいまー」
その言葉のボールを返してくれる声はなかった。
シーンとしてる。でも靴はあるからお兄ちゃんは帰ってきてる。はず。
音を立てずにリビングまで行く。
「おにーちゃん…？」
ソワァに腕組みして座っているお兄ちゃん。
とっても、とっても、とーっても怖い。ぴりぴりの空気を作ってたのはコイツか。知ってたけどさ
輝「…お帰り、A」
一人で考えていると私に気づいたお兄ちゃんは静かな声でそう言った。
これから説教なのか。と下を向いた瞬間…
輝「お兄ちゃん、怪異と付き合ってるなんて聞いてないよ！？」
「、、、」
…いつものお兄ちゃんに戻った
こっちもこっちで何かうざい
輝「Aにはもっといい人いるよ。あんなクソチビよりさ」にこっ
うわぁ、花、悪口言われてるよー。
クソチビだって、クソチビ。
輝「なんなら、お兄ちゃんがいい人紹介してあげようか？」
私が無言なのも気にせず続けるお兄ちゃん。紹介してあげようか？って、気持ちだけ受け取っとくよ
輝「死んでる人より生きてる人の方がずっといいよ」
その言葉でカチンときた。死んでる人？だからなんだよ。好きになったもんはしょうがない。
そう思って一言呟く
「お兄ちゃんなんて大嫌い」ぽそっ
そして自分の部屋に戻る。この言葉言ったらお兄ちゃんはすっごく、うるさくなるからね。
輝「ごめんって！ねぇ、出てきてー！」
叫び声が聞こえる。ドアに鍵をかけたのを確認し、私は勉強を始めた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
テスト疲れた…。でも明日もある…。
勉強しなきゃなのに更新してるバカ作者とか思わないでくださいね！
あとお気に入り登録三桁いきました！
ありがとうございます！
それで何かしたいとか思ってるけど
ネタがない…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
透空(プロフ) - 若葉さん» ありがとうございます。笑 (2020年3月27日 11時) (
レス) id: eb1312b7ac (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - ka☆wa☆I☆i☆ (2020年3月8日 7時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
透空(プロフ) - おとさん» そうですかね？笑 好きって言ってもらえて良かったです。雑談はネタが浮かんだら書くって感じなので良かったら今後も見てくれると嬉しいです！ (2019年1月11日 5時) (レス) id: 3bf9f61dac (このIDを非表示/違反報告)
おと(プロフ) - 透空さん» 私的には好きな終わり方…全然雑じゃないです！後、最後の雑談大好きですw (2019年1月10日 1時) (レス) id: 53811352eb (このIDを非表示/違反報告)
透空(プロフ) - おとさん» 感動…なのかな？笑 すごく雑な終わり方ですよね…。コメントありがとうございます！ (2019年1月4日 6時) (レス) id: 3bf9f61dac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
