人生そう上手くいかないってな２【ワールドトリガー】【文スト】 (ページ9)

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「まず4人だな」

そう言ったランバネインは手に持った銃で建物お構い無しで連射し、別役はその弾に当たってしまい緊急脱出

「太一！！」

『場所もバッチリ。あとは狙撃手の腕次第ってとこだよね』

「目標捕捉」

＂お前で最後だ＂と余裕のランバネインにどこからか撃たれてくる3つの弾丸。3人が狙撃手の荒船隊のものである。

「いい釣りだぜ新人(ルーキー)」

『んー…。思った以上ってとこだねぇ』

命中したと思われた3つの弾はランバネインの集中シールドで3つとも防がれてしまった。

「もう3人増えたかこれで8人」

いとも簡単に防いでしまうランバネイン。自分の思い通りにいかない島崎は既にイライラした様子。いっその事換装を解いて灰にした方が早いのではと考えてしまう

「長距離戦は大歓迎だ。俺のトリガー雷の羽(ケリードーン)は撃ち合いには自信がある」

ランバネインの背中から無数の弾丸が放たれ、荒船隊の2人が緊急脱出してしまった。違う場所で待機していた鈴鳴第一の来馬、柿崎隊、奥寺もランバネインに場所が割れてしまった。

「思ったより沢山いそうだな。これなら退屈せずに済みそうだ」

『あぁ、もう面倒だなァ』

イライラした様子の島崎の元へ内部通信が入った。

＂風間さんが緊急脱出した＂

流石の風間でさえも手こずった相手が居るのかと島崎は鼻で笑った。とりあえず作戦の練り直しをしようと考えた島崎は先程のランバネインの乱射で起きた砂嵐の中、近くの立体駐車場へ逃げ込んだ。

『私は太宰さんみたく頭がキレる訳じゃないからね作戦練り直しだ』

そう言い残し島崎はその場を後にした。

『あれ、こんなとこで3人で何してんの？暇なわけ？』

「お、弾避けがひとつ増えた」

『ウン？？？』

駐車場へ上がれば見た事のある3人組が。A級3バカと呼ばれる3人の姿である。

「まぁ詳しい作戦は内部通信を通して指示するからAも手伝えよ」

『公平クンに指示されるのは癪だけどまァいいか』

それぞれの持ち場に着いた4人。最初に出水の変化炸裂弾(トマホーク)で背後を狙った。

「新手か！」

「グラスホッパー」

背後に気を取られたランバネイン。砂嵐の中正面から緑川がグラスホッパーで相手を引き付ける。

「幻踊弧月」

背後から来た米屋が首を狙うがブレードは肩に入り大したダメージにはならなかった。

「やっぱいきなり首は無理か」