しゅきぴ35 ページ36
え…？
突然のことで思わず頭が真っ白になる。
私のせいで、千冬くんは可哀想って思われてるの、？
「だよね！！」
「ねー早く別れなよ！！」
「私今フリーだよ、？」
女子から共感の嵐。
��別れる��という言葉に心臓が大きく跳ねた。
千冬くんにそんな風に思われてたことが悲しくて、それに気づけなかった自分が恥ずかしくて。
涙が止まらなかった。
「Aは」
そんな時響いたのは、千冬くんの声だった。
「Aは性格わりぃよ。キスしたら俺がせっかく我慢してんのにとろっとろな顔してこっち見てくんのすっげぇえろいし、無意識に嫉妬させてくるし」
「、え？」
「いつも首筋とか鎖骨あいてて俺のつけたシルシ丸見え。あと痛そうに顔歪ませて誘ってくるのかわいすぎだし」
ち、ふゆさん…？？？
「ちょっと、千冬くん？」
「あと声とかヤバい。我慢してるからかもだけどすっげぇソソるんだよ」
ちょっと待って…？
段々と自分の体温が上がっていくことに気づく。
「Aが性格悪いんだったら俺の方が悪いわ。朝まで抱き潰したいとか、毎日ネクタイ結んで欲しいとか。結婚したら子供欲しいし、毎日キスしたいって思ってる俺の方が汚ねぇよ」
「Aな、俺の好きな香りとか髪型とか服装とか。1つ1つに気を遣ってくれて、俺なんかが到底ありつけないお金と時間使ってくれてんだ。俺のために努力してくれてて、最高にかわいい女の子」
好みの女の子になりたくて、普段付けない香水をつけるようになったし、髪の毛も工夫した。
気づいてくれてたんだ…
「俺の奥さんが1番かわいい。少なくとも、性格はお前の何百倍もかわいいよ」
千冬くんは微笑みながらそう言った後、零度の目で女子たちを睨みつける。
「つかお前の彼氏の田中に俺のAがお世話になったようで、借りかえしてぇんだ。」
手をポキポキと鳴らし、今までにないくらい冷たい表情。
あんな表情見たことがなかった。
女の子たちの顔が真っ青になったと思ったら、千冬くんはこっちに歩いてきた。
そして私の前に立つと、ヒョイと持ち上げられる。
「春海さん、？！いたの？！」
『あっ…ずっといましたごめんなさい…』
今涙で顔ぐしゃぐしゃだから見ないで欲しいな…
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ゆぅり(プロフ) - え、サランヘヨ使えてる・・！！もしや、Ｋぽ女子か？！ (2021年9月25日 11時) (
レス) @page5 id: 39bfe8c53b (このIDを非表示/違反報告)
名前 - 面白いですね！更新頑張ってください(*ﾟ▽ﾟ*)なのさん！応援しています (2021年9月12日 1時) (レス) id: 14a4d572b2 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 続編よければ書いてほしいです！！楽しみにしてます！ (2021年9月6日 17時) (レス) id: 6485b8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 続編期待してます(((出来れば、中学生編とかも少しとか、嫉妬させるのとか、入れて頂けると飛びます(((自分勝手なお願いばかりで恐縮です…！無理を承知で、御検討の程、よろしくお願いします！！長文失礼しました！！ (2021年9月6日 16時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - コメ失礼します！！！この作品は私の生き甲斐で、毎日の支えなんです！！！もっともっと沢山続編作って、永遠に終わらせないで下さい(((もうこのお話大好き過ぎます本当に！！！これからも応援してます！！ (2021年9月6日 16時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2021年8月25日 8時
