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「元……？」
そう呟いた4人は、ぽかんと口を開け…よくわからない表情を浮かべていたが、構わず話し続ける。
『そう。ユウはオンボロ寮に住み着いてる この学園の生徒だった幽霊。私も夢でしか会った事無くて、実際に幽霊として見た訳でも無いんだけど…
でも変に親近感があって、もしかしたら何か私の事を知ってるんじゃないかって──…あれ？』
「…」
え…？なんで皆んな黙ったまま……？
『…みなさん聞いてます？』
そう問うと、先程からとんでもない呆れた顔をしていたエースが パンパン！と手を叩き、「はいはい、ぜぇーんぶAの迷惑極まりない夢物語でしたーこの話終わりー。ランチ食ーべよ」と、ひとり昼食を食べ始めた。
『ちょ！？待って待って！！』
勝手に終わらすな！とエースの方に伸ばした手は 彼に届く前に、デュースによって止められた。
デュース「A。昨日の疲れが抜け切って無いんだろ？少し保健室で休んで来たらどうだ…？」
『何故 憐れんだ目で見る！？私、体調悪くないから！！正常だから！！』
そう焦って叫びながら周囲を見ると、みんな同じ、憐れんだ目でコチラを見ていて…冷や汗が頬を伝った。
なんで…なんで誰も私の話を信じようとしてくれないんだ…！？いや、私も実際おかしな事言ってるって自覚はあるよ！？頭では分かってるんだよ……でも………あれは、ただの夢では済ませたら駄目だって……思うんだけど………
なんだか もう 分からなくなってきた……
『…』
ぐるぐると思考する私の背後から、「おい…！A〜！！」と必死に呼ぶ声が聞こえる。そちらを向くと、料理が山積みになったトレーを持ち、ふらふらとこちらに近付いてくるグリムの姿が。
『ああごめん！渡したままだった…！』
急いで駆け寄りトレーを受け取ると、グリムはキッと睨みを効かせてから、私の居た席にドスン！と腰を下ろした。
腕を組み「メシ！！」と叫ぶ姿は、何処ぞの頑固な親父だな…と思いながらも、急いで彼の前に料理を並べた。
グリム「…いっただきまーすだゾ！！」
機嫌を取り戻したグリムは、ガツガツと目の前の料理に手をつけてゆく。その姿を見てたら、なんだかもうこれ以上話すのは無駄だし、迷惑なのかもな…と思えてきた。
もういいや…
『……今回の事は、お恥ずかしいくらいに 私が勘違いと思い込みをしていただけみたいです…本当に迷惑ばかりすみませんでした…』
話しに巻き込んでしまった人達に向け、深々と頭を下げ 謝った。
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ぬ(プロフ) - 平凡な人さん» コメントありがとうございます(*^^*)楽観的でちょっと抜けてる監督生ちゃんと、愛重めのユウくんの今後も楽しみにして頂けると嬉しいです！ (2022年7月29日 18時) (
レス) id: 43846487a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぬ(プロフ) - おれんじさん» お返事遅くなりすみません！こちらこそいつもありがとうございます！(ᵔᴥᵔ) (2022年7月29日 18時) (レス) @page36 id: 43846487a8 (このIDを非表示/違反報告)
平凡な人(プロフ) - ぬ、主ちゃんがかわゆいｯｯ！！ユウくんが出てきたのにはびっくりしました！ヤンデレ…ですかね？いつもありがとうございます！次も楽しみに待っておきますね！更新お疲れ様です！ (2022年7月29日 15時) (レス) id: 5666188338 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ - お知らせ了解です!いつもありがとうございます! (2022年7月25日 21時) (レス) @page36 id: 1b74a0ce77 (このIDを非表示/違反報告)
ぬ(プロフ) - おれんじさん» いつもありがとうございます(*^^*)コメント頂けてとても励みになります！来週も更新出来るように頑張ります！ (2022年6月10日 17時) (レス) id: 43846487a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬま | 作成日時：2022年4月18日 10時
