ヒロインは悪役につき4

第９１話　カラ松に遊ばれる話 ページ6

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ぬかった。



松野チョロ松の謎な気まぐれで、夏休みの長期課題を写させてもらった。だから、完全に油断していた。


まさか、レポート課題が残っていただなんて。






テーマは自由。自分で決めたテーマで、何が何でもレポート用紙を埋めなくてならない





とりあえず図書館に出向くことにした私は、大きなため息をつきながら暑い日差しの中を歩く









図書館はクーラーが効いていた。タオルで汗を拭うと早々に、席を確保して本棚を探す









「んー...どーれーにーしーよーうーかー…な」





そう呟きながら本の数々を目でなぞりながら歩いていると、目ぼしい本を見つけた



本に手を伸ばすと、同時に上から手が被さった







「「ん？」」






驚いてその手の持ち主を見てみる



相手も同じように私の顔を見てくる









「か、カラ松？」


「...っふ、なんという運命…。神は俺に最大の難問を与えたようだ。。。」








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