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「キド達お帰りなさい」
「ああ、マリー部屋はもう少し待ってくれ」
「……う、うん！ありがとう！」
マリーもようやく慣れたらしい。
普通にキドと会話出来ていた。
「じゃあキドとセトで後はお願いって痛い痛い！」
「お前が一番働け」
そしてカノがキドに殴られる。
それに妬く私は、可笑しいのだろうか。
「じゃあ俺達で部屋に運ぶっすから、二人は待機でお願いするっス」
「ありがと」
適当に返す。
カノの事だけで頭が破裂しそうだ。
「ねえA？」
３人が部屋へ行った所でマリーが聞いてきた。
「何？マリー」
「Aって、カノ好きなんだよね？」
「」
お前は何故ストレートなんだ！
「ごめん……」
しかも声に出てた。
「でね、私はセトが……その……」
「好きなのね」
「そうそう。だから私とセト、Aとカノで良くない？」
確かに名案だ……が。
「キドは？キドもカノが好きなんだよ」
キドが可哀想だ。
「そっか……うーん……」
マリーはうんうん唸り始めた。
うむ、可愛い。
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作者名：背後にいる人。 x他1人 | 作成日時：2014年7月17日 6時
