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散歩から戻ってきたフリで、アジトに戻る。


「キド、セトいる?」


「いや、さっき出てったぞ。何か用なら、戻れと伝えるが……」


「ごめん、お願い」


どうしようか。


取り敢えずセトを待つ他ない。


でも、私は昔からカゲロウデイズや蛇と繋がっていた。


病弱な私が死んだ後、全く他の人間として小学生から生きてきた。


私の仕事は、〝人をカゲロウデイズに引きずり込む〟事。


8/15まで時間を進ませ、人を殺す事──。


ここに集まっている人は、私が殺した人ばかりだ。


しょうがない、それしか方法がないのだから。


「ただいまッス!」


その時セトが帰ってきた。


この咄は、そのうちまたしようか。


「……A!さっき何を……」


「ごめんセト。こっちを向いて」


セトと目を合わせ、記憶を消した。


ごめんセト。


こっちも命懸けだし、しょうがないんだって。

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作者名:背後にいる人。 x他1人 | 作成日時:2014年7月17日 6時

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