short story ヘタリア{短編集}

伝えたかった言葉　後編　米　切　※作成中です ページ10

俺は空港から飛行機に乗りAの自国、日本へ向かった

病院に着くと俺はすぐにAのもとへ向かった

いつもの病室へ向かう

たくさんの期待でいっぱいだった俺の心はドアを開けた途端

ぼろぼろに打ち砕かれた


米「いない……んだぞ」


いや、そういえば退院すると前言ってたじゃないか

まだAの家に行けば間に合う筈だ

俺は急いでAの家へ向かった

Aの家に着くと俺は急いで玄関へのドアを開けた


米「A！居るかい！？」


Aの声は聞こえない

俺は二階のAの自室に向かう

ドアを開けて中を見た

ベッドが少し動いた


米「A............?」


ベッドの布団の中で静かに寝息を立てていたのは



Aだった


米「A............」


俺は静かに寝ているAの横でゆっくりと微笑んだ


貴方side

家に帰った私はあの後泣き疲れて寝てしまった

なんで、なんで、と何回も言う私はとても酷い姿だったと思う

そんなこんなで寝てしまった私の耳に

とても聞き覚えのある声が聞こえた


「A！」


アメリカっぽかったけどきっとただの空耳だろう

数秒経って私は自室のドアが開く音を聞いた


「A............?」


ああ、やっぱり夢なんだな、アメリカの声だもの

そう、確信した

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