short story ヘタリア{短編集}

イギリス「夢」　ＳＳ　※ ページ7

幼少アメリカ「あ、イギリス〜」


イギリス「おうアメリカってお前…」


幼少アメリカ「なんだい？」


イギリス「そんなにちっちゃかったか？」


幼少アメリカ「俺は別にちっちゃくも大きくもなってないんだぞ」


イギリス「ああ…そうか」


幼少アメリカ「……？」


イギリス「あのな…俺、今まで夢を見てたみたいだ」


幼少アメリカ「どんな夢だい？」

イギリス「お前がさ…俺のところから離れていって

もう戻ってこなくなる夢なんだ…」


幼少アメリカ「………」


イギリス「あ、ごめんなまだ小さいお前にいってもわけわかんないよな」


幼少アメリカ「わかるんだぞ」


イギリス「え？」


幼少アメリカ「イギリスが俺から離れて行って戻ってこなくなっちゃったら

嫌なんだぞ…だから、おれもイギリスから離れないんだぞ」


イギリス「そ…うか……ははっ」


幼少アメリカ「うん！俺イギリスのことだいすきだぞっ！」

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イギリス「ん…ありがとな…って

夢かよ！

でも、アメリカに話したら…もしかしたら…」






イギリス「……っていう夢を見たんだ

お前ほんとはこういう風に思ってるんだろ？

戻って来てみないか？」


アメリカ「君、ついに夢のほうまで妄想癖が入ったのかい！？

だから君ってやつは…」


イギリス「……ああ…かもしれねえな」


アメリカ「ええ！？」


イギリス「ごめんな、変なこと言っちゃって…」


アメリカ「あ、あぁ…別に俺はいいけど…」


イギリス「じゃあな…」


アメリカ「あ、うん…じゃあなイギリス」


イギリス「所詮は夢だよな……

でも、たまにはああいう夢を見てもいいのかもしれねえな…

ははっ……あぁ…ピクシーか

ん？あ、これはな…夢はいいなって話だよ」

伝えたかった言葉　　前編　米　切　→←仕事中はお静かに　英　甘

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